予防しましょう!高齢者の感染症マスク
マスクの効用は、2つあります。
高齢者が感染症にかかっているときに感染を拡げないために、また、高齢者が病原体にさらされることを少なくするための2つです。
- 人と会話をするときには、マスクをつけましょう。
(呼吸状態により、マスク着用が困難な場合を除く) - 家の中でも、感染者がいるときにはマスクをつけましょう。
- 使用したマスクは病原体がついている可能性があります。
マスクをさわったら、手を洗うことも大切です。 - マスクを着用していないときのとっさのくしゃみや咳には、咳エチケット※で対応しましょう。
認知症でマスクをつけるのを嫌がる
介助する方は、マスク着用の声かけは続けましょう。
その上で、検温など、高齢者の健康チェックをしっかり行い、手すりなど周囲の消毒をこまめにするとよいでしょう。
また、マスクを着用できない方と会話をするときには、真正面に向かい合わないように気をつけましょう。
厚生労働省:介護現場における感染対策の手引き 第2版. P63, 73, 2021年3月
厚生労働省:高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版. P8, 2019年3月 などを参考にして作成