EHS 担当役員
上席執行役員  

加茂谷 佳明

2015年、国連においてSustainable Development Goals(持続可能な開発目標、以下SDGs)が採択され、貧困や飢餓、健康、エネルギー、気候変動、平和的社会など2030年に向けた国際的な目標が示されました。日本国内においても、少子高齢化、気候変動対策の強化、ESG投資[*1]の拡大等に注目が集まっています。このような社会情勢の変化を踏まえ、「創薬型製薬企業として社会とともに成長し続ける」ために、EHSの側面からも多くのステークホルダーの皆さまから将来にわたり必要とされる企業となれるよう、社会課題の解決に向けた活動に取り組んでまいります。
2020年に向けた成長戦略となる中期経営計画「Shionogi Growth Strategy 2020(SGS2020)」では、社会課題の解決と企業価値の向上に向けた取り組みを掲げています。シオノギグループが革新的な新薬の創出を通して、経済、社会、環境に対して積極的に貢献していくために、SDGsでも掲げられている環境保護や従業員の安全衛生は、企業の社会的責任に留まらず、企業が経営していくにあたってまず成すべき最重要課題と認識しています。EHSに関する事業リスクや環境影響を評価し、「シオノギグループEHS行動目標」を策定して、シオノギのみならず、サプライチェーンも含めた、あらゆる企業活動において積極的にEHS活動に取り組んでいます。
また企業価値と社会価値をすべてのステークホルダーへ提供できる企業として、持続可能な社会の実現に貢献していくことをビジョンとして掲げています。ESG活動をさらに推進していくためにESGアクションプランを策定して、環境面においてはサプライチェーンを含めた事業活動を通じて、世界的な課題である次の活動に対しての取り組みを重点的に始めています。
[AMR]抗菌剤の生産に由来する環境負荷の低減/[気候変動]気候変動に伴うCO2排出量、水などのリスク評価と対策/[循環型社会]資源循環・廃棄物対策(水資源、プラスチック)
シオノギでは、EHSへの取り組みをステークホルダーの皆さまにご理解いただけるよう情報公開を行っています。2017年度から、EHS報告書を作成しており、以上のような取り組みを通じて、ステークホルダーの皆さまとのエンゲージメントをさらに高めつつ、持続的な企業の価値向上に取り組んでまいります。
  1. ※1
    ESG投資:「Environmental(環境)」「Social(社会)」「Governance(企業統治)」に対する企業の取り組みを重視して投資銘柄を選定すること
  2. ※2
    AMR(薬剤耐性):Antimicrobial Resistance
[シオノギグループの重要課題(統合報告書)]顧客・社会に新たな価値を創出する取り組み/持続可能な社会の実現とシオノギの成長を支える取り組み
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[地球生態系の持続可能性]重要な環境課題の特定/[事業継続と企業価値向上]環境リスクマネジメント
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シオノギグループEHS行動目標

  1. 1
    省エネ、地球温暖化対策を推進する
  2. 2
    省資源・廃棄物対策を推進する
  3. 3
    化学物質を適正に管理する
  4. 4
    EHSマネジメントシステムを構築する
  5. 5
    健全な水循環の保護に取り組む
  6. 6
    生物多様性の保全に貢献する
  7. 7
    休業災害ゼロに取り組む
  8. 8
    サプライチェーンへ展開する
  9. 9
    健康経営を推進する
CO2排出量の削減、水使用量の削減など