職種:研究技術職_分析

入社:2015年度新卒

出身:理工学部 応用化学科

 

仕事内容

 

『定量分析を通して塩野義製薬の創薬に貢献』

私はLC/MS/MSを用いて生体試料中の薬物濃度測定を行い、創薬研究の様々なステージで必要とされるデータを提供しています。最近は低分子化合物の分析だけではなく、分析難易度が高い中・高分子化合物の測定にもチャレンジしています。まだ分析法が確立されていない化合物でも、求められるレベルのデータを迅速に提供すべく、時にはSTARだけでなく塩野義製薬の研究員とも相談し、試行錯誤しながら条件検討を繰り返しています。

2015年入社 新卒

やりがい/うれしかったエピソード

 

『COVID-19創薬への貢献』

世の中でCOVID-19が流行し始めたころ、塩野義製薬でもCOVID-19治療薬の創製に向けた研究が開始されました。病気で苦しむ人々のもとにいち早く治療薬を届けるべく、これまでに例を見ない異次元のスピードで創薬活動が進められる中、私は治療薬候補化合物の臨床試験における生体試料中の薬物濃度測定という形でこの創薬活動に携わらせていただきました。何としてでも塩野義製薬から治療薬を世の中に創出したい、そこに自身も微力ながら貢献したいという強い思いのもと、チームで協力して目の前の業務に必死に取り組んできました。時には日々刻々と変わるスケジュールに翻弄されたりトラブルに見舞われたりすることもありましたが、それらを乗り越え努力した結果が実を結び、無事治療薬が承認された際には、この上ない喜びを感じることができました。また身近で常に自身の頑張りを見守ってくださっていた塩野義製薬の研究員の方々から、日々の取り組みに対する感謝の言葉をいただけた際には、STARとしてきちんと期待に応えられたことを実感し、自身の仕事にやりがいを感じました。

入社した理由

 

『長く働き続けられる風通しの良い会社』

学生時代から実験が好きだったこともあり、就職活動時は技術職を志望していました。学部卒ではなかなかそのような職種への就職が難しい中、STARは学部卒でも積極的に採用していると知ったことから、エントリーすることを決めました。また私は様々なライフイベントを迎えても会社を辞めることなく、長く働き続けたいと考えていたため、女性でも働きやすい職場を望んでいました。STARは女性活躍推進法に基づく認定制度において、最上位の「えるぼし」を取得していることからも明らかなように、女性でも活躍できる環境が整っています。さらにSTARは従業員の“やりたい!”という声に耳を傾け、会社として全面的にサポートしてくれる、風通しの良い雰囲気があることも入社してから気が付いたSTARの魅力だと感じています。

 

私のとある1日


  6:00 起床

 


  8:30 出社・メールチェック

   フレックス勤務制度を利用し、計画的に出社/退社時刻を変更することができるため、効率的に働くことができます。

 


  9:00 分析サンプルの調製

   その日に予定されている試験や検討のサンプル調製を開始します。

 


  10:00 グループミーティングに参加

   グループメンバーの業務の進捗把握や連絡事項の共有などを目的としたグループミーティングが週に1度開催されています。

     またそれとは別にメンバーの知識向上を目的とした勉強会も実施しています。

 


  11:30 昼食

 


  12:30 分析サンプルの調製(再開)、測定

    ミーティングや勉強会の合間を見て効率的に業務を進めています。

      夕方までに測定を開始し、終夜で測定を実施することで、翌朝には測定結果の解析ができるようにしています。

 


  15:00 翌日の実験準備やデスクワークなど

    今後予定されている試験の内容確認、準備や諸々のデスクワークを行います。

      グループメンバーが実施した試験の、品質チェックを担当することもあります。

 


  17:15 退社

    残業をすることもあまりなく、ワークライフバランスの取れた働き方ができています。