職種:研究技術職_マテリアル供給

入社:2016年度新卒

出身:農学部 応用生命化学科

 

仕事内容

 

『創薬研究に用いる細胞材料の調製』

私は、塩野義製薬が創薬研究に用いる細胞の作製・調製を行っています。具体的には、創薬標的分子を発現する細胞を作製したり、ヒトiPS細胞由来の組織細胞を調製したりしています。これらの細胞は、医薬品候補化合物の探索や、薬効・毒性評価等、創薬の幅広いシーンで活用されます。SHIONOGIグループから作製・調製を委託される細胞は多種多様ですが、一つ一つにしっかりと対応し、確かな品質の細胞を安定して提供出来るよう、日々技術・能力を磨いています。私たちの細胞を使った研究成果が薬へと繋がり、1日でも早く患者さんにお届け出来ることを願いながら、業務に取り組んでいます。

2016年入社 新卒

やりがい/うれしかったエピソード

 

『自身が携わった研究が先へ進むこと』

自身が調製した細胞が活用されることで試験が進み、創薬プロジェクトの研究ステージが上がることが嬉しいです。私が品質の良い試験材料を確実に調製したからこそ、試験が無事に行われて結果に繋がったと思うとやりがいを感じます。最近では、私が関わった創薬プロジェクトが臨床開発入りを果たし、私は目の前の実験を単にこなしているのではなく創薬をしているということ、そしてその先に患者さんがいるということを、改めて実感しました。今後は自身の活躍の場を広げて、多くのプロジェクトの推進へ今まで以上に貢献したいです。

入社した理由

 

『従業員を大切にする会社』

私は実験系の会社を志望していたのですが、就職活動当時「従業員が気持ちよく働けるからこそ、より良い仕事ができ、顧客の満足や会社の発展に繋がる」と考えており、「働きやすい会社である」ことも重視していました。STARは基本的な福利厚生を始め、フレックスタイム制や育児休暇、育児時短、介護休暇など、様々な制度が整っています。また、会社説明会で交流した先輩社員同士の雰囲気が良く、楽しそうな職場だなと思ったことも決め手の一つです。「女性活躍推進」や「ベテラン活躍推進」、「お互い様プロジェクト」といったダイバーシティを推進するワーキングチームも複数活動しており、より働きやすい環境になると感じています。

 

私のとある1日  


 7:00起床  

 


 9:00出社・メールチェック・1日の業務確認  

  今日は午後から4人がかりで行う実験があるため、

  グループメンバーのスケジュールや、実験に必要な準備等、それぞれが行う作業内容を確認します。 

 


 10:00実験準備  

  実験に使う細胞の状態を真っ先に確認します。

  もし異常が見つかれば直ちに上司へ報告し、対応を考えます。

  昼食後すぐに実験を始められるよう、実験プロトコルの準備や使用する試薬の調製を済ませておきます。

 


 11:30 昼食・休憩

  昼食はみんながとても楽しみにしている時間です。

  私のグループではカレーうどんが人気です。

 


 12:30 実験  

  今日は薬物動態試験に用いる細胞の凍結ストックを作製します。

  取り扱う細胞の量が多いため、4人で協力しながら効率良く作業を進めていきます。

  チームワークが大切です。

 


 15:00 塩野義製薬 研究員との会議  

  塩野義製薬との連携について、研究員と議論します。

  塩野義製薬は私たちにとって最も近く、重要なパートナーです。

 


 16:00 データ整理、振り返り

  その日行った実験のデータをまとめ、メンバーとの結果共有や振り返りを行います。

  上司にも報告します。

  次の実験プランを考え、翌日以降のスケジュールを立てます。

  他のメンバーの仕事についても、状況を把握して、アドバイスや意見交換を行います。  

 


 17:00 社長と面談

  STARは社長との距離がとても近く、何か困ったことや相談事があれば、社長と直にお話しすることが出来ます。  

 


 17:30 退社  

  同期と遊びに行ったり、家にいるときはテレビを見たりゲームをしたり、ペットと遊んだりして過ごします。