研究技術職(マテリアル供給)
職種:研究技術職_マテリアル供給
入社:2018年度中途
出身:生命機能研究科
仕事内容
『蛋白質調製』
私の所属する蛋白質調製サブグループでは、SHIONOGIで実施している様々な創薬研究に必要な蛋白質マテリアルを発現・精製して提供しています。もちろん、SHIONOGIが注力しているワクチン開発事業、コロナ創薬事業にも大きく貢献しています。たとえば、コロナワクチンの候補抗原蛋白質を発現培養して提供したり、コロナ創薬のターゲット蛋白質の提供を行ったりもしています。ただ、単純に蛋白質の提供といっても、用途は多岐にわたります。だからこそ、依頼者側の要求や研究プロジェクトの背景をしっかり理解して、どんなことを実施してどんなものを提供するのかを考える必要があります。思い通りにいかないことも多いですが、やりがいのある仕事だと思っています。

やりがい/うれしかったエピソード
『自分発信で新たなことにチャレンジできる』
新しいことに対して「やりたい!」と発信するとやらせてもらえるのがこの会社のいいところだと私は思っています。そんな気持ちを応援する「やりたいねん」といった企画が存在するほどです。私自身、グループ内でこれまで行っていなかった新しい蛋白質の発現系の導入を検討させてもらったこともあります。うまくいかずに中断してしまいましたが、失敗したことよりも挑戦したことをほめてくれるので、今後の挑戦する意欲が持ちつづけることができます。今後も今に満足することなく新たな挑戦をしながら成長していきたいと思います。
入社した理由
『やりがいのある業務と子育てとの両立ができる』
育休中、転職先として掲げた条件は①通勤時間1時間以内と、②やりがいのある業務内容③子育てに理解のある職場でした。特に②と③を両立させることは難しいだろうと思っていたのですが、この会社は完全に条件を満たしていました。現在私は2人の幼児を抱えていますが、重要な業務を任せられています。また、子供の急な発熱やその日の業務が終わらなかったときなどは他グループのメンバーまでもが助けてくれるため、制度としてだけでなく会社の雰囲気としても子育てとの両立がしやすい会社だと思います。
私のとある1日 (時短勤務)
7:00起床
7:30 出勤
8:30出社・メールチェック
この時間に一日の予定の確認と実験計画を確認します。
9:00 細胞継代、実験など
朝一で、無菌操作が必要な細胞継代を終わらせることが多いです。細胞継代を終わらせてから、蛋白質精製業務の実験を開始します。
11:20 昼食・休憩
社食の食堂がオープンすると同時に昼食を食べ始めます。
12:20 実験のつづき
実験の続きや、実験結果の確認、結果次第では実験内容を変更することも。
15:00 データまとめ・資料作成など
実験が早く終わった日は、その日のうちにデータまとめや、結果を共有するための資料作り。
17:00 退社
フレックス勤務のため、業務量によっては17時より遅くなったり、早くなったり。
18:00 保育園へ子供のお迎え
保育園前が公園なので、遊ばせて帰ることもしばしば・・・
19:00 帰宅
食事担当の夫が夕食を作ってくれているので、帰宅後はすぐに夕食。