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百日咳
特徴
症状
特有な咳(コンコンと咳込んだ後、ヒューという笛を吹くような音を立てて息を吸う)が特徴で、連続性・発作性の咳が長期に続く。
夜間眠れないほどの咳がみられることや、咳とともにおう吐することもある。
発熱することは少ない。
年長児以降では、咳の長引くかぜと思われることも少なくない。
また、思春期や成人になってから発症することも多く、感染源となる。
多くの場合では、適切な抗菌薬による治療によって排菌は抑えられるが、咳だけは長期間続く。
合併症
生後3か月未満の乳児の場合、呼吸ができなくなる発作(無呼吸発作)、肺炎、中耳炎、脳症等が起こりやすく、突然死の一因であるとも考えられている。
百日咳
予防・治療
治療
発症した場合には抗菌薬により治療される
予防
飛沫感染および接触感染への対策として、手洗いの励行等の一般的な予防法を実施することが大切である。
呼吸器症状のある年長児や成人は、0歳児と接触しないようにする。
DPT-IPV:沈降精製百日咳ジフテリア破傷風不活化ポリオ混合
●
接種スケジュール
定期:4回接種
(標準的な接種期間)
生後3か月から90か月までの間に3回接種
3回目の接種から12 か月間から18 か月間の間隔をおいて4回目の接種
ワクチン接種スケジュールPDFダウンロード
百日咳
感染経路等
感染経路
飛沫感染・接触感染
病原体
百日咳菌
潜伏期間
7日〜10日
登園・登校の目安
特有な咳が消失していること
または5日間の適正な抗菌薬による治療が終了していること
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