ペットを連れた避難


災害が起こった場合、飼い主はペットを連れて避難することになるでしょう。
普段から備えておいてペットの安全と健康を守り、他の避難者の迷惑にならないように努めましょう。

  • キャリーケースに入ったペット 避難所では、動物が苦手な人やアレルギーがある人
    などに配慮します。
  • ペット専用スペースがあるのであれば、利用しましょう。

普段から備えておきたいこと

  • ペットの健康状態に注意し、予防接種、ノミ・ダニ駆除、去勢・
    避妊手術を済ませておきます。
    (注)改正動物愛護管理法が2020年6月に施行され、適正飼養が困難な場合に繁殖防止を行うことが義務化されました。
  • 鑑札や狂犬病予防注射済票、迷子札など、身元を示すものをつけま
    しょう。
  • 飼い主は、ペット同行避難時のルール(飼育場所、ケージの有無、提供
    される物資やえさ、汚物の処理など)について、管轄の自治体に確認して
    おきましょう。
  • ペット用の防災用品を準備しておきましょう(5日分以上のえさや水、
    予備の首輪、ケージ、シーツ、予防接種記録など)。
  • ペットにとっても、避難所はストレスになります。
    日ごろからケージやキャリーバッグに慣らしておき、基本的なしつけをしておきましょう。
  • 普段から人に慣れさせておき、緊急時に遠方で預かってくれる人を探して
    おいたり、自治体などによる被災ペットの一時預かりがないかを調べて
    おいたりするとよいでしょう。
ペット専用スペース
環境省
災害時におけるペットの救護対策ガイドライン. p7, 26, 32.
福岡市
避難生活ハンドブック. 避難所づくり. p10.
内閣府
新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営ポイント(第2版). p23.
などを参考にして作成

関連リンク

  • 避難所はどうなっている
  • 配慮が必要な方の避難所生活
  • 災害後に発生しやすい感染症とその背景