知っておきたい!高齢者の感染症

感染経路とは

感染のしかた(感染経路)には、主に3つのルートがあります。
病原体の種類によって異なり、複数の感染経路をとるものもあります。

上部のボタンから、各感染経路について詳しくご覧いただけます。




病原体を含む便や吐物にふれる(直接接触)、あるいは病原体がついたドアノブ、便器、つり革などを触った手指で口・目・鼻などを触り(間接接触)、感染します。

感染している人が咳やくしゃみなどをしたときに、病原体を含むしぶきが飛び散り(飛沫)、近くにいる人が 吸い込んだり、目から体内に入ることで感染します。

飛沫が乾燥して、病原体が空気中にただよい、空間全域に広がります。
それを吸い込んで感染します。

厚生労働省:介護現場における感染対策の手引き 第2版. P125-152, 2021年3月
厚生労働省:高齢者介護施設における感染対策マニュアル 改訂版. P50-68, 2019年3月 などを参考にして作成

特に気をつけたい高齢者の感染症

高齢者は抵抗力が弱いため、さまざまな感染症にかかりやすい傾向があります。
ここでは、重症化しやすく、日ごろの予防や早期発見、早期治療が重要となる主な感染症をとり上げます。

厚生労働省:介護現場における感染対策の手引き 第2版. P125-152, 2021年3月
厚生労働省:高齢者介護施設における感染対策マニュアル改訂版. P50-68, 2019年3月 などを参考にして作成