RSウイルス感染症
特徴
- 症状
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呼吸器感染症で、乳幼児期に初感染した場合の症状が重い。
特に生後6か月未満の乳児では重症な呼吸器症状を生じ、入院管理が必要となる場合も少なくない。
大人では、通常、鼻炎程度の軽い感冒症状がみられる。
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一度かかっても十分な免疫が得られず何度も罹患する可能性があるが、再感染・再々感染した場合には、徐々に症状が軽くなる。
RSウイルス感染症
治療・予防
- 治療
- 特異的な治療法は確立されていない
- 予防
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飛沫感染や接触感染により感染するため、手洗いの励行等、一般的な予防が大切である。
- 生まれてくる子の予防を目的に妊婦に接種するワクチンがある※。
RSウイルス感染症
感染経路等
- 感染経路
- 飛沫感染、接触感染
- 病原体
- RSウイルス
- 潜伏期間
- 4~6日
- 登園・登校の目安
- 呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと
※「RSウイルス感染症Q&A(令和6年5月31日改訂)」厚生労働省HPより