いつもと違う!こどものサイン下痢

こどものサイン

至急、受診が必要と考えられます

場合によっては、救急車の要請が必要な可能性があります。
詳しくは総務省消防庁HP(外部サイトへ)を参照ください。


元気がなく、ぐったりしている
下痢のほかに、次の諸症状がみられる
  • 機嫌が悪い
  • 食欲がない
  • 発熱がある
  • おう吐する
  • 腹痛があるなど

脱水症状がみられる(以下の症状に注意すること)
  • 下痢と一緒におう吐
  • 水分が摂れない
  • 唇や舌が乾いている
  • 尿が半日以上出ない
  • 尿の量が少なく、色が濃い
  • 米のとぎ汁のような白色水様便が出る
  • 血液粘液黒っぽい便が出る
  • けいれんを起こす

受診時に伝えるべきこと

  • 便の状態:量、回数、色、におい、血液・粘液の混入状況(携帯で便の写真を写していくと便利です)
  • こどもが食べた物やその日のできごと
  • 家族やクラスで同症状の者の有無 等

診察を受けるときは、便を持っていく。便のついた紙オムツでもよい。

救急車が必要か判断に迷うときは 「こども医療でんわ相談」(外部サイトへ)へご連絡ください。
受診する病院等のアドバイスも受けられます。

[こども医療でんわ相談]全国同一短縮番号#8000

家庭でのケア

・水分補給(経口補水液等を少量ずつ頻回に与える)

・食事の量を少なめにし、消化の良い食事にする。

消化吸収の良い食事
おかゆ
野菜スープ
煮込みうどん(短く刻む)等
※少量ずつゆっくり食べさせるようにする
控えるべき食べ物
脂っこい料理や糖分を多く含む料理やお菓子
香辛料の多い料理、食物繊維を多く含む料理
(例)
ジュース、乳製品(アイスクリーム、牛乳、ヨーグルト等)、肉、脂肪分の多い魚、芋、ごぼう、海草、豆類、乾物、カステラ
お尻のケア
お尻がただれやすいので頻回に清拭する。
入浴ができない場合は、お尻だけでもお湯で洗う。
洗ったあとは、柔らかいタオルを用いて、そっと押さえながら拭く。
便の処理
家庭内での感染を防ぐために、適切な便処理を行い、その後の手洗いもしっかり行ってください。
以下を参考にして、家族、そして自分自身を感染から守りましょう。
便の処理

登園・登校を控えるのが望ましい場合

  • 24時間以内に複数回の水様便がある。
  • 食事や水分を摂るとその刺激で下痢をする。
  • 下痢と同時に体温がいつもより高いなどの症状がみられる。
  • 朝に、排尿がない。
  • 機嫌が悪く元気がない。
  • 顔色が悪くぐったりしている などの症状がみられる。

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