こどものサイン
場合によっては、救急車の要請が必要な可能性があります。
詳しくは総務省消防庁HP(外部サイトへ)を参照ください。
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食物摂取後に発しんが出現
その後、腹痛やおう吐などの消化器症状や
息苦しさなどの呼吸器症状が出現した場合は、
食物アレルギーによるアナフィラキシーの可能性が
あります
- 時間とともに発しんが増えた
観察のポイント
- 発しんの場所(どこから出始めてどう広がったか)
- かゆい?痛い?
- 発しんの形(盛り上がっているか、どんな形か)
- 他の症状は?
※発熱やかゆみには個人差があります
発しんの状況から、以下の感染症の可能性を念頭におき、対応してください。他の人に感染しないよう留意し、診療時間内にできるだけ早く受診しましょう。
- 麻しん
- かぜのような症状を伴う発熱後、一旦熱がやや下がった後に再度発熱し、全身に赤い発しん
- 手足口病
- 微熱程度の熱が出た後に、手の平、足の裏、口の中に水ほう
※膝やおしりに発しんが出ることもある
- 突発性発しん
- 38℃以上の熱が3~4日続き下がった後、全身に赤い発しん
- 風しん
溶連菌感染症
- 発熱と同時に発しん
- 伝染性紅斑
- 微熱と同時に両頬にりんごのような紅斑
- 水痘
- 水ほう状の発しん
家庭でのケア
- 皮膚の刺激へのケア
- 体温が高くなったり、汗をかいたりするとかゆみが増すので、部屋の環境や寝具に気をつける。
換気を行ったり、空調等で調整を行ったりする。
- 爪が伸びている場合は短く切り(ヤスリをかけて)皮膚を傷つけないようにする。
- 皮膚に刺激の少ない木綿等の材質の下着を着せる。
- 食事のケア
- 口の中に水ほうや潰瘍ができている時は痛みで食欲が落ちるため、おかゆ等の水分の多いものや
のど越しの良いもの(プリン、ヨーグルト、ゼリー等)を与える。
酸っぱいもの、辛いものなど刺激の強いものは避けて、薄味のものを与える。
登園・登校を控えるのが望ましい場合
- 発熱とともに発しんがある
- 感染症による発しんが疑われ、医師より登園を控えるよう指示された
- 口内炎がひどく食事や水分が摂れない
- 発しんが顔面等にあり、患部を覆えない
- 浸出液が多く他児への感染のおそれがある
- かゆみが強く手で患部を掻いてしまう
参考になるサイト(下記リンクより外部サイトに移動します)