適切な手洗いの手順に従って、丁寧に手洗いすることが接触感染対策の基本です。
保護者が正しい手洗いの方法を身につけて実施するとともに、こどもの年齢に応じて、手洗いの介助や指導をすることが大切です。
食事の前、調乳前、配膳前、トイレの後、おむつ交換後、おう吐物処理後等には、石けんを用いて流水でしっかりと手洗いを行いましょう。
正しい手洗いの方法
以下の手順で、30秒以上、石けんを用いて流水で行いましょう。
1.液体石けんを泡立て、手のひらをよくこすります。
2.手の甲を伸ばすようにこすります。
3.指先とつめの間を念入りにこすります。
4.両指を組み、指の間を洗います。
5.親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いをします。
6.手首を洗い、よくすすぎ、その後よく乾燥させます。
下痢・感染症が発生した時は、石けんを用いて、流水でしっかりと手洗いした後に、消毒用エタノール等を
用いて消毒してください。(手指に次亜塩素酸ナトリウムは適しません)
※糞便やおう吐物の処理時には、使い捨て手袋を使用しましょう
保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)<2023(令和5)年10月一部修正>(こども家庭庁)を加工して作成