いつもと違う!こどものサイン発熱

こどものサイン

至急、受診が必要と考えられます

場合によっては、救急車の要請が必要な可能性があります。
詳しくは総務省消防庁HP(外部サイトへ)を参照ください。

3か月未満児の場合
38℃以上の発熱がある
38℃以上の発熱の有無にかかわらず
顔色が悪く苦しそう
小鼻がピクピクして呼吸が速い
意識がはっきりしない
頻回なおう吐や下痢
不機嫌でぐったり
けいれんが起きた
熱性けいれんの既往児の場合
37.5℃以上の発熱がある

救急車が必要か判断に迷うときは 「こども医療でんわ相談」(外部サイトへ)へご連絡ください。
受診する病院等のアドバイスも受けられます。

[こども医療でんわ相談]全国同一短縮番号#8000

家庭でのケア

元気な時の「平熱」を知っておく事が重要です。
発熱時の体温は、あくまでも目安であり、個々の平熱に応じて個別に判断します。

水分補給(経口補水液・湯冷まし・お茶等)

・吐き気がない場合には、本人が飲みたいだけ与えてよい

・汗をかいていたらよく拭き着替えさせる

熱が上がって暑がる時

・薄着にして涼しくする

・氷枕などをあてる

手足が冷たい時・寒気がある時

・保温する

高熱が出ている

・冷やす(首の付け根・わきの下、足の付け根)

こどもの首の付け根・わきの下、足の付け根を冷やすイラスト

※ただしこどもが嫌がる場合には行わないこと

微熱が出ている

・水分補給を行い安静にさせる
・30分程度様子をみる
・再度検温する

こどもの熱を確認する

適切な室内環境の目安

・室温:(夏)26〜28℃ (冬)20〜23℃
・湿度:高め
・換気:1時間に1回
・外気温との差:2〜5℃

0〜1歳児の発熱の特徴

  • 体温調節機能が未熟なために、外気温、室温、湿度、厚着、水分不足等による影響を受けやすく、体温が簡単に上昇する。
  • 咳や鼻水などのかぜにみられる症状がなければ、水分補給を十分に行ない、涼しい環境に居ることで、熱が下がることがある。
  • 0歳児がはじめて発熱した場合には、突発性発しんの可能性もある。熱性けいれんをおこす可能性もある。
  • 発熱がある、機嫌が悪いなどの様子とともに、耳をよくさわる様子がみられる時は、中耳炎の可能性もある。
不機嫌なこども

※こどもに熱性けいれんの既往歴がある場合:

  • 発熱があった場合には、解熱したとしても、発熱後24時間は自宅で様子をみる。
  • けいれんが起きたときには、あわてず、楽な姿勢にさせる。
    口の中にスプーンやタオルを入れない。
    また、吐いた物をのどに詰まらせないようにする。
  • けいれんが止まる気配がない場合には、すぐに救急車を呼ぶ。

登園・登校を控えるのが望ましい場合

  • 24時間以内に38℃以上の熱が出た場合や、または解熱剤を使用している場合。
  • 朝から 37.5℃を超えた熱があることに加えて、元気がなく機嫌が悪い、食欲がなく朝食・水分が摂れていないなど全身状態が不良である場合。
    (例示した発熱時の体温は目安であり、個々のこどもの平熱に応じて、個別に判断が必要)
食欲がないこども

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