塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」または「当社」)は、2022年7月1日付における取締役候補者の委嘱業務の変更、執行役員人事、グループ会社の合併を含む当社グループの組織の改編・新設、ならびに人事異動につきまして、下記の通りお知らせいたします。
記
1. 取締役候補者の委嘱業務の変更について(2022年7月1日付)
新職(継続職含む) |
氏名 |
現職 |
代表取締役会長兼社長 CEO |
手代木 功 |
代表取締役社長 |
取締役副会長 |
澤田 拓子 |
取締役副社長 |
新職 |
氏名 |
現職 |
上席執行役員 研究本部長 |
井宗 康悦 |
執行役員 CMC研究本部長 |
執行役員 DX推進本部長 |
出口 昌志 |
プロジェクトマネジメント部長 |
執行役員 バイオ医薬研究本部長 |
青山 恭規 |
分析化学研究所長 |
執行役員 ヘルスケア戦略本部長 |
三春 洋介 |
ニュープロダクトプランニング部長 |
執行役員 医薬開発本部長 |
上原 健城 |
臨床開発部長 |
3. 組織改編・新設(別添の『組織図』をご参照ください)
当社グループは、中期経営計画「Shionogi Transformation Strategy 2030(STS2030)」において、医療用医薬品を中心に提供する「創薬型製薬企業」からヘルスケアサービスを提供する「HaaS(Healthcare as a Service)企業」への進化を掲げています。事業を取り巻く環境や社会のニーズが急速に変化する中、それらに柔軟に対処し、患者さまや社会の抱える課題をより包括的に解決していくためには、高度な意思決定と効率的な業務遂行力を有する組織へと自らを変化させ続けることが重要です。このような考えのもと、業務執行に関する責任の所在をより明確にし、かつ、関連本部間の連携を強化するため、主要なバリューチェーン(R&D、ヘルスケア事業、サプライ、コーポレート)毎に管掌するガバナンス体制に変更し、併せて下記の通り組織変更を行います。なお、新設、改編する組織は「カッコ」で表記しています。
I. R&D管掌は、「研究本部」、「バイオ医薬研究本部」および医薬開発本部の3本部を統括します。
• 新規シード化合物の探索研究からその製品開発・工業化研究に至る一連のプロセスを統合することで研究開発段階の効率化・高速化を進めるとともに、新たなモダリティによる創薬を強化するため、医薬研究本部およびCMC研究本部を研究本部およびバイオ医薬研究本部に再編します。
• 研究本部は、創薬疾患研究所、創薬化学研究所、創薬開発研究所、製薬研究所、製剤研究所、知的財産部で構成します。
• バイオ医薬研究本部の傘下には、「バイオ創薬研究所」、「バイオモダリティ研究所」および「分析評価研究所」を新設します。
• R&D段階から第三者との共創をより強化するため、社外への戦略的投資を担う「投資戦略部」を新設するとともに経営戦略本部事業開発部を管掌直下に配置します。
• バイオマーカー研究開発部の研究開発機能はそれぞれの専門性を高めるため、研究本部、バイオ医薬研究本部の関連機能に編入します。
II. ヘルスケア事業管掌は、医薬事業本部およびヘルスケア戦略本部を統括します。
• 医薬事業本部傘下の営業部を7営業部から5営業部に再編します。
• HaaSビジネス全般の戦略立案・推進機能ならびに販売機能との連携を強化するため、「新規事業推進部」をヘルスケア戦略本部に新設します。
• 事業活動と渉外活動の連携を高めるため、医薬開発本部渉外部をヘルスケア事業管掌下に移設します。
• ワクチンの開発から販売への事業展開を推進するため、ヘルスケア戦略本部傘下のワクチン事業をヘルスケア事業管掌直下とします。さらに、医薬研究本部バイオマーカー研究開発部の事業機能と統合し「ワクチン・診断薬事業部」とした上で、その傘下に「診断薬事業室」および「提携推進室」を配置します。
III. サプライ管掌は、海外事業本部および海外グループ会社、生産系グループ会社を統括します。
• 海外グループ会社および海外事業推進部、グローバルサプライチェーン戦略部を傘下に持つ海外事業本部に加え、生産を担うグループ会社を連携して統括することにより、製品の生産および供給のグローバル対応を効率的かつ柔軟に推進します。
IV. コーポレート管掌は、経営戦略本部、経営支援本部、DX推進本部および信頼性保証本部を統括します。
• 全社に散在していた管理間接機能を経営支援本部に集約し、「バリューチェーン支援部」を新設します。その傘下に「R&D支援室」および「ヘルスケア事業支援室」を置き、各管掌・本部と本社機能の連携を強化します。
• 人事部傘下に「人的資本戦略室」および「キャリア開発室」を新設します。
• DX推進本部デジタルインテリジェンス部を解消し、機能毎に関連する組織に編入します。
4. グループ会社の合併(下記の参考『合併の概要』をご参照ください)
当社の100%子会社である「シオノギビジネスパートナー株式会社」を存続会社とし、「シオノギ総合サービス株式会社」「シオノギキャリア開発センター株式会社」「シオノギマーケティングソリューションズ株式会社」を吸収合併します。これにより、各社の間接業務を集約し、経営管理等の重複機能を解消するとともに、高い専門性や豊富な経験を要する業務とそれ以外の業務とを分類し、各事業の繁忙時に他事業から柔軟に人員配置を行える体制を構築することで、繁閑差が平準化された効率的な組織への変革をはかります。
5. 人事異動(2022年7月1日付)
新職(継続職含む) |
氏名 |
現職 |
|
R&D管掌 |
|||
R&D管掌 |
Keller, John |
経営戦略本部長 |
|
事業開発部長 |
立花 裕樹 |
創薬化学研究所 |
|
投資戦略部長 |
堂田 丈明 |
DX推進本部 |
|
研究本部 |
|||
研究本部長 |
井宗 康悦 |
CMC研究本部長 |
|
創薬疾患研究所長 |
佐藤 剛章 |
医薬研究本部 |
|
製薬研究所長 |
釣谷 孝之 |
製薬研究所 |
|
シオノギテクノアドバンスリサーチ(株) 社長 |
淺木 敏之 |
シオノギキャリア開発センター(株) 社長 |
|
バイオ医薬研究本部 |
|||
バイオ医薬研究本部長 |
青山 恭規 |
分析化学研究所長 |
|
バイオ創薬研究所長 |
山本 美奈 |
イノベ―ティブ医療研究所長 |
|
バイオモダリティ研究所長 |
井埜 章 |
製薬研究所長 |
|
分析評価研究所長 |
石川 いずみ |
シオノギキャリア開発センター(株) |
|
医薬開発本部 |
|||
医薬開発本部長 |
上原 健城 |
臨床開発部長 |
|
プロジェクトマネジメント部長 |
神尾 祥子 |
研究企画部長 |
|
臨床開発部長 |
織田 奈津子 |
臨床開発部 |
|
ヘルスケア事業管掌 |
|||
ヘルスケア事業管掌 兼 医薬事業本部長 |
岩﨑 利信 |
医薬開発本部長 |
|
ワクチン・診断薬事業部長 |
田村 典朗 |
ワクチン事業部長 |
|
ワクチン・診断薬事業部 診断薬事業室長 |
雪澤 智之 |
バイオマーカー研究開発部長 |
|
ワクチン・診断薬事業部 提携推進室長 |
竹内 幹也 |
事業開発部長 |
|
東京支店長 |
秋吉 淳一郎 |
東京支店 |
|
医薬事業本部 |
|||
医薬事業副本部長 |
萬木 義範 |
第三営業部長 |
|
第一営業部長 |
島居 治美 |
シオノギファーマ(株) |
|
第二営業部長 |
青井 敏幸 |
スペシャリティープロダクト室長 |
|
第三営業部長 |
勝間田 将史 |
第四営業部長 |
|
第四営業部長 |
石田 和也 |
第五営業部長 |
|
第五営業部長 |
光武 聡一郎 |
第七営業部長 |
|
スペシャリティープロダクト室長 |
森下 雅生 |
第六営業部長 |
|
ヘルスケア戦略本部 |
|||
ヘルスケア戦略本部長 |
三春 洋介 |
ニュープロダクトプランニング部長 |
|
ニュープロダクトプランニング部長 |
七條 通孝 |
経営企画部 |
|
CSR推進部長 兼 シオノギスマイルハート(株)社長 |
田中 裕幸 |
CSR推進部長 兼 こどもの未来支援室長 |
|
CSR推進部 こどもの未来支援室長 |
桝田 くみこ |
プロジェクトマネジメント部 |
|
新規事業推進部長 |
小林 博幸 |
デジタルインテリジェンス部長 |
|
サプライ管掌 |
|||
サプライ管掌 兼 海外事業本部長 |
花﨑 浩二 |
海外事業本部長 |
|
シオノギファーマ(株) 会長 |
久米 龍一 |
シオノギファーマ(株)社長 |
|
シオノギファーマ(株) 社長 |
加藤 晃 |
Shionogi Inc. 社長 |
|
シオノギファーマ(株) 副社長 |
平井 淳一 |
信頼性保証統括 |
|
海外事業本部 |
|||
Shionogi Inc. 社長 |
McCutcheon, Nathan |
Shionogi Inc. |
|
コーポレート管掌 |
|||
コーポレート管掌 |
岸田 哲行 |
経営支援本部長 兼 法務部長 |
|
経営戦略本部 |
|||
経営戦略本部長 兼 経営企画部長 |
木山 竜一 |
医薬研究本部長 |
|
経理財務部長 |
光森 進 |
経営企画部長 |
|
経営支援本部 |
|||
経営支援本部長 |
畑中 一浩 |
医薬事業本部長 |
|
人事部長 兼 バリューチェーン支援部長 |
永留 博文 |
人事部長 |
|
法務部長 |
池端 亜希 |
法務部 |
|
人事部 人的資本戦略室長 |
河本 高歩 |
人事部 |
|
人事部 キャリア開発室長 |
関 洋平 |
臨床開発部 |
|
バリューチェーン支援部 R&D支援室長 |
坂井 剛志 |
CMC企画室長 |
|
バリューチェーン支援部 ヘルスケア事業支援室長 |
今村 渉 |
営業企画室長 |
|
シオノギビジネスパートナー(株) 社長 |
細貝 優二 |
経理財務部長 |
|
DX推進本部 |
|||
DX推進本部長 |
出口 昌志 |
プロジェクトマネジメント部長 |
|
信頼性保証本部 |
|||
信頼性保証本部長 |
塩田 武司 |
DX推進本部長 |
|
信頼性保証副本部長 |
川北 敏夫 |
シオノギファーマ(株) |
以 上
[お問合せ先]
塩野義製薬ウェブサイト お問い合わせフォーム:
https://www.shionogi.com/jp/ja/quest.html#3.
[ご参考]
合併の概要
1. 合併の当事会社の概要
存続会社
シオノギビジネスパートナー株式会社(2022年5月23日現在)
① 名称 |
シオノギビジネスパートナー株式会社(英名:Shionogi Business Partner Company Limited [略称:SBP]) |
② 所在地 |
大阪市中央区道修町4丁目7番6号(本社) |
③ 代表者 |
藤田 茂樹 |
④ 主な事業内容 |
経理財務業務、調達・購買、各種保険事業、デザイン・コピー事業 |
⑤ 資本金 |
10百万円 |
⑥ 設立年月日 |
2017年4月3日 |
⑦ 従業員数 |
70名(2022年3月31日現在) |
以下、消滅会社
シオノギ総合サービス株式会社(2022年5月23日現在)
① 名称 |
シオノギ総合サービス株式会社(英名:Shionogi Administration Service Company Limited [略称:SAS]) |
② 所在地 |
大阪市中央区道修町4丁目7番6号(本社) |
③ 代表者 |
橿山 匡央 |
④ 主な事業内容 |
人事・総務・社内広報等の当社グループのビジネスサポート業務 |
⑤ 資本金 |
10百万円 |
⑥ 設立年月日 |
1992年11月2日 |
⑦ 従業員数 |
180名(2022年3月31日現在) |
シオノギキャリア開発センター株式会社(2022年5月23日現在)
① 名称 |
シオノギキャリア開発センター株式会社(英名:Shionogi Career Development Center Company Limited [略称:SCD]) |
② 所在地 |
兵庫県尼崎市戸ノ内829番地の1(本社) |
③ 代表者 |
淺木 敏之 |
④ 主な事業内容 |
1. 全社のキャリア開発・支援、キャリア開発プログラムの企画立案と推進 2. 教育研修体系の立案、研修プログラムの企画・運営、研修効果の判定 3. 本部専門教育の立案・運営 (MR新人教育、MR継続教育、グローバル対応教育、専門教育) |
⑤ 資本金 |
10百万円 |
⑥ 設立年月日 |
2017年4月3日 |
⑦ 従業員数 |
26名(2022年3月31日現在) |
シオノギマーケティングソリューションズ株式会社(2022年5月23日現在)
① 名称 |
シオノギマーケティングソリューションズ株式会社(英名:Shionogi Marketing Solutions Company Limited [略称:SMS]) |
② 所在地 |
大阪市中央区今橋3丁目3番13号(本社) |
③ 代表者 |
光田 稔 |
④ 主な事業内容 |
1. 営業データの分析・販売データの管理、マーケットリサーチ 2. コミュニケーションデザイン、販促資材の作成・管理 3. イベントサポート(学術講演会等) |
⑤ 資本金 |
10百万円 |
⑥ 設立年月日 |
2017年4月3日 |
⑦ 従業員数 |
71名(2022年3月31日現在) |
2. 合併後の状況
① 名称 |
シオノギビジネスパートナー株式会社(英名:Shionogi Business Partner Company Limited [略称:SBP]) |
② 所在地 |
大阪市中央区道修町4丁目7番6号(本社) |
③ 代表者 |
細貝 優二 |