国連グローバル・コンパクトについて
国連グローバル・コンパクトの支持
SHIONOGIグループは、国際社会において持続可能な成長を実現するための世界的な取り組みである国連グローバル・コンパクトの支持を表明しています。
国連グローバル・コンパクトは、国連が提唱している世界的なイニシアチブであり、企業を中心とした様々な団体が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の善き一員として行動し、持続可能な成長を実現するために参加することが期待されています。
SHIONOGIグループは中期経営計画STS2030 Revisionにおいて「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」ことをビジョンとして掲げ、社会課題の解決に向けて取り組んでおります。「国連グローバル・コンパクト10原則」を支持・実践することで、地球規模でのグローバル市民としての責任を果たし、事業を通じた持続可能な発展を実現するための取り組みを推進してまいります。
国連グローバル・コンパクトとは
国連グローバル・コンパクトは、1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)の席上でコフィー・アナン国連事務総長(当時)が提唱し、アントニオ・グテーレス現国連事務総長も明確な支持を表明しているイニシアチブです。企業を中心とした様々な団体が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに自発的に参加することが期待されています。2000年7月26日にニューヨークの国連本部で正式に発足し、2004年6月24日に開催された最初のグローバル・コンパクト・リーダーズ・サミットにおいて腐敗防止に関する原則が追加され、現在の形となりました。
現在(2023年3月時点)では世界167カ国で2万4000を超える企業・団体が署名し、「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗防止」の4分野・10原則を軸に活動を展開しています。
人権
企業は、
原則1 国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、
原則2 自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである
労働
企業は、
原則3 結社の自由と団体交渉の実効的な承認を支持し、
原則4 あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
原則5 児童労働の実効的な廃止を支持し、
原則6 雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである
環境
企業は、
原則7 環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
原則8 環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
原則9 環境にやさしい技術の開発と普及を奨励すべきである
腐敗防止
企業は、
原則10 強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである