最近の業績動向等を踏まえ、2022年5月11日に公表しました2023年3月期第2四半期累計期間および通期の連結業績予想を下記の通り修正しましたので、お知らせいたします。
1. 業績予想の修正について
2023年3月期通期連結業績予想の修正(2022年4月1日~2023年3月31日) (百万円)
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売上収益 |
営業利益 |
税引前利益 |
親会社の所有者に帰属する当期利益 |
基本的1株当たり当期 利益(円) |
前回発表予想(A) |
400,000 |
120,000 |
168,000 |
136,000 |
451.10 |
今回修正予想(B) |
410,000 |
120,000 |
174,000 |
142,000 |
471.58 |
増減額(B-A) |
+10,000 |
0 |
+6,000 |
+6,000 |
- |
増減率(%) |
+2.5 |
0.0 |
+3.6 |
+4.4 |
- |
(ご参考)前期実績(2022年3月期) |
335,138 |
110,312 |
126,268 |
114,185 |
378.75 |
(ご参考)対前年増減率(%) |
+22.3 |
+8.8 |
+37.8 |
+24.4 |
- |
2023年3月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正(2022年4月1日~2022年9月30日) (百万円)
2. 業績予想修正の理由
当第2四半期連結累計期間においては、最優先プロジェクトである新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連プロジェクトに過去最大規模の研究開発費を投下した結果、開発を大きく進展させることができました。また、国内事業ならびに海外事業は、それぞれインチュニブ、セフィデロコルを中心に売上が堅調に推移しました。ヴィーブ社に導出したHIVフランチャイズに関してもドウベイト、カベヌバなどを中心に売上が伸長することで堅調なロイヤリティー収入および受取配当金を受領しました。これらのベースビジネスは順調に進捗しており、力強い成長を示しております。その結果、対前年同期比では売上収益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は増収増益となる見込みです。
一方、COVID-19治療薬エンシトレルビル フマル酸(開発番号:S-217622、以下、「本薬」)については、第2/3相臨床試験Phase 3 partにおいて主要評価項目を達成し1、国内外での提供に向けて規制当局と協議を継続するとともに、各国政府/外部支援機関との交渉が進展しました。これらの開発状況を勘案し、本薬の承認取得および売上収益が下期にずれ込むことを見込み、当第2四半期連結累計期間の業績予想を修正いたします。
また、通期連結業績予想につきましては、当初の予定通りCOVID-19関連製品の収益を受領するとともにベースビジネスが引き続き順調に推移することで、対前年同期比で売上収益、各利益項目はいずれも増収増益を達成し、売上収益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益は当初予想を上回る見込みであることから、2023年3月期通期連結業績予想を上方修正いたします。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性がございます。
以 上
参考:
1. プレスリリース:2022年9月28日
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬エンシトレルビル フマル酸(S-217622)の第2/3相臨床試験 Phase 3 partにおける良好な結果について(速報)
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