シオノギファーマ株式会社の他、日榮新化社、東洋紡社、トッパンインフォメディア社、三井物産ケミカル社、ヤマトボックスチャーター社の計6社が運営する資源循環の共同運営アライアンス『資源循環プロジェクト』が創出した、 「ラベル台紙の水平リサイクル技術」が「2023日本パッケージングコンテスト 適正包装賞」、「第6回エコプロアワード 優秀賞」、「AsiaStar 2023(Eco Package部門)」、「第51回環境賞 優良賞」の4つの賞を受賞しました。

 ラベル台紙の水平リサイクル技術は、製品の包装に用いるラベル台紙をマテリアルリサイクルが可能なPET系合成紙に切り替え、包装工程を経た使用済台紙を回収し再度ラベルの台紙として使用することで、廃棄する台紙を0(ゼロ)にする技術です。これまで個社では達成できなかったラベル台紙の水平リサイクルに『資源循環プロジェクト』参画企業が一体となって取り組むことで、イノベーションを加速し、リサイクルスキームにおける動脈(製品を生み出す側)から静脈(廃棄物を回収し再利用を行う側)までのプロセスをプロジェクト内で完結させたことなどが評価されました。

 シオノギファーマでは、アンプル注射剤や梱包箱に使用されるラベルに対して本技術を適用しており、継続的な産業廃棄物・CO2排出量の削減に貢献しています。

ラベル台紙の水平リサイクル技術が4つの賞を受賞