2024/07/31

サイバーセキュリティ領域におけるデロイト トーマツ サイバーとの包括的協業の締結について

 塩野義製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役会長兼社長CEO:手代木 功、以下「塩野義製薬」)と、デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ サイバー合同会社(東京都千代田区、代表執行者 桐原 祐一郎)は、サイバーセキュリティ領域における包括的な協業に関する契約を締結したことを、お知らせいたします。

 

 本協業では、ヘルスケアビジネスとサイバーセキュリティのそれぞれの領域において、最先端の知見を持つ両社が協力してサイバーセキュリティ強化に取り組みます。また、「デロイト トーマツ サイバーアカデミー」*1を通じてセキュリティ人材の育成を行うとともに、社員のリスキリングを支援することで、グループ全体のセキュリティ能力の向上を目指してまいります。

 

 塩野義製薬は、「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」ことを SHIONOGI Group Visionとして掲げ、社会に必要とされる「HaaS※2企業」へTransformしていくことを宣言しています。国内外のSHIONOGIグループにおけるより堅牢なDXの推進と、人材育成の先進的なモデル構築を実現することにより、社会に対して新たな価値を一日も早く提供できるよう努めてまいります。

以 上

塩野義製薬株式会社 上席執行役員 ・ コーポレート管掌 兼 経営戦略本部長 畑中 一浩

塩野義製薬は、SHIONOGI Group Vision において、人々が心から求める健康を追求し、これまでにない新たな価値を社会へ届けるため、「創薬型製薬企業」から、個人や社会の重要なニーズに応えるヘルスケアソリューションを提供する「HaaS企業」へと自らを変革する方向性を示しています。本協業により、海外を含めた全社セキュリティ対策を進化させ、引き続き、HaaS企業への変革に向けて取り組んでまいります。

 

デロイト トーマツ サイバー合同会社 代表執行者 桐原 祐一郎

サイバーセキュリティは企業の重要な経営課題になっていますが、ヘルスケア業界においても例外ではなく、サイバー専門人材の確保とサイバーリスク対応が、DX推進の鍵の一つになっています。デロイト トーマツは、これまでグローバルを対象として多数のサービスを提供してきました。この知見をベースに、本協業では、グローバルを含めた広範囲でのサイバーセキュリティ対応力を底上げし、塩野義製薬のHaaS企業としての責任ある対応を支援してまいります。

Deloitte_shionogi

※1 デロイト トーマツ サイバーアカデミーは、企業や組織のサイバー戦略・サイバータレント戦略などを踏まえたサイバー人材の定義に基づくアセスメントを行い、育成計画に基づき、サイバースキル習得プログラムを提供します。

https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20231208.html

 

※2 (Healthcare as a Service:HaaS):ヘルスケアサービスとしての価値提供

[お問合せ先]

塩野義製薬ウェブサイト お問い合わせフォーム:

https://www.shionogi.com/jp/ja/quest.html#3.