ぬりぐすり容器の資源循環に向けた取り組み ― 使用済み容器の回収・リサイクルによる循環モデルの構築 ―

  SHIONOGIグループ(以下、SHIONOGI)では、各事業の特性に応じた環境配慮の取り組みを推進しています。一般用医薬品を取り扱うシオノギヘルスケア株式会社では、生活者との接点を持つ事業特性を踏まえ、使用済みぬりぐすり容器の回収およびリサイクルに取り組んでいます。

 

 一般家庭から排出されるぬりぐすり容器は再資源化可能な素材が使用されている一方、回収の仕組みが十分に整備されていないことから、その多くが焼却処理されている状況にあります。この課題に対応するため、使用済み容器の回収スキームの構築を行い、テラサイクルジャパン株式会社の協力のもと、2025年9月より、日本で初めてとなる”ぬりぐすり容器の回収およびマテリアルリサイクルプログラム”を開始しました。

 

 本プログラムではメーカーやブランドを問わず、すべてのぬりぐすり容器を回収対象とし、回収されたぬりぐすり容器は、プラスチックやアルミなどの素材ごとに分別され、それぞれに適した方法でリサイクルされます。ドラッグストアや薬局、自治体施設等に回収拠点を設置することで、生活者が身近な場所で気軽に資源循環に参加できる仕組みを実現しています。開始当初16か所であった回収拠点は、2026年度9月には250か所を越えるまで拡大しており、取り組みは着実に展開しています。

 

 また、回収拠点を設置している地域のドラッグストア利用者を対象として行った調査では、回答者の約20%が本取り組みを認知しており、そのうち約半数が回収に参加した経験があるとの回答が得られました。これらの結果から、取り扱い店舗の拡大や認知向上を図ることで、資源循環の一層の進展が期待されます。

 

 本取り組みは、製品使用後を含めた資源循環の促進を目的としたものであり、今後は回収量の拡大や資源の有効活用の促進に加え、薬局・自治体・流通企業などとの連携を強化し、取り組みの拡充を進めていきます。

 

詳細はシオノギヘルスケアのサイトをご確認ください。

プログラムシンボルイメージ
回収ボックスデザイン