AMR Benchmark 2026の「責任ある製造」分野で最も高い評価を獲得

 SHIONOGIグループ(以下、SHIONOGI)は、非営利団体Access to Medicine Foundationが公表した「Antimicrobial Resistance(AMR:薬剤耐性)Benchmark 2026」において、「責任ある製造」分野で、研究開発型のグローバル製薬企業の中で最も高い評価を獲得しました。

 

 AMRは、抗菌薬が効きにくくなることで感染症治療を困難にする世界的な課題であり、その発生要因の一つとして、抗菌薬の製造工程から抗菌活性を持つ物質が環境中へ排出されることの影響が指摘されています。

 

 SHIONOGIでは、このリスクを低減するため、国際的な考え方に基づき、抗菌活性を持つ原薬の排出管理を実施しています。製造拠点においては、排水先における抗菌薬の濃度を、環境影響が生じないとされる水準以下に制御しています。また、シオノギファーマ金ケ崎工場では、原薬製造および製剤の両工程において、抗菌薬製造に関する国際認証「BSI Kitemark™ for Minimized Risk of AMR」を取得しています。

 

 さらに、製造を委託するサプライヤーに対しても、現地監査を通じて同様の管理を求めるとともに、その取り組みの確認および支援を行い、概要をWebサイトで開示しています。こうしたサプライチェーンを含めた管理体制と、透明性の高い情報開示が、AMR発生リスクの低減に資する取り組みとして高く評価されました。

 

 この評価は、当社の環境配慮型の生産活動が国際的に高い水準にあることを示すものです。SHIONOGIは今後も、抗菌薬を取り扱う企業としての責任を果たしながら、環境負荷の低減とAMR対策の両立に取り組んでいきます。