2021/06/04

温室効果ガス削減目標の 「Science Based Targets(SBT)
イニシアチブ」からの承認取得について

塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」または「当社」)は、当社の中長期的な温室効果ガスの排出削減目標が、国際的な環境団体であるScience Based Targets(SBT)イニシアチブからの承認を取得しましたので、お知らせいたします。

 

SBTイニシアチブは、環境情報の開示に関するNGOであるCDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)および世界自然保護基金(WWF)によって設立された国際的な共同イニシアチブです。SBTイニシアチブは企業に対し、世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べて2℃未満に抑えるという国際的な長期目標に向けて、科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標を設定することを推進しています。

 

当社は、取り組むべきマテリアリティ(重要課題)として「環境への配慮」を特定し、「シオノギグループEHS *1ポリシー」に基づいて環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を定めています。その中で、当社の以下の温室効果ガスの削減目標が科学的根拠に基づいていることが認められ、このたびの承認取得にいたりました。

 

・  温室効果ガスの排出量(スコープ1+2)*2を2019年度と比較し、2030年度までに46.2%削減する

・  温室効果ガスの排出量(スコープ3、カテゴリー1:購入した製品・サービス)*2を2019年度と比較し、2030年度までに20%削減する

 

塩野義製薬は、E(Environment:環境)S(Social:社会)G(Governance:ガバナンス)の諸課題への責任ある対応とその強化に努め、持続可能な「社会への貢献と会社の成長」を実現し、当社を取り巻く全てのステークホルダーの皆さまから将来にわたって必要とされる企業であり続けるよう、引き続き取り組んでまいります。

 

 

以  上

 

 

[お問合せ先]

塩野義製薬ウェブサイト お問合せフォーム:https://www.shionogi.com/jp/ja/quest.html#3.

 

 

 

 

参考:

1.    EHS:Environment, Health and Safety(環境ならびに安全衛生)

当社グループのEHS活動については「環境報告書」および「Webサイト」をご参照ください。

・環境報告書(環境)

https://www.shionogi.com/content/dam/shionogi/jp/investors/ir-library/annual-report-integrated-report/pdf/emvironment_2020_j.pdf

・Webサイト(健康/安全衛生)

 https://www.shionogi.com/jp/ja/sustainability/society/office.html

 

2.    スコープ:温室効果ガスの排出量の算定範囲

スコープ1:自社で使用した燃料に伴う温室効果ガスの直接排出

スコープ2:購入した電力・蒸気の使用に伴う温室効果ガスの間接排出

スコープ3:原材料調達や製品使用など、サプライチェーンでの温室効果ガスの排出