「Mother to Mother SHIONOGI Project」第三期事業における連携事業の契約締結について
【開発事業の概要】
目的 |
母親への衛生教育コンテンツ(アプリ)によって、子どもの下痢症予防を推進すること |
事業地 |
タンザニア連合共和国 |
開発期間 |
2023年11月~2026年(予定) |
役割 |
African Mothers社:教育コンテンツ制作、アプリ設計・実装・カスタマイズ、タンザニアにおける広告宣伝活動、利用結果の分析、報告 |
原田准教授:教育コンテンツの監修、本アプリの機能等に関する助言、教育コンテンツへのアクセス記録等の助言・監修 |
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塩野義製薬:プロジェクトの全体管理、委託、成果物の確認 |
■ パートナーについて
African Mothers株式会社
African Mothers株式会社はアフリカでのデジタル母子保健事業を専業とする、キャスタリア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山脇智志)の100%子会社です。社外取締役に新福洋子 広島大学大学院医系科学研究科教授を迎えて、タンザニアでのスマートフォンアプリTaarifa Za Mama(スワヒリ語で「ママの記録」)の開発と展開を行っています。詳細についてはWebサイトをご覧ください。
原田 英典 准教授
京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 アフリカ地域研究専攻 准教授
アジア・アフリカ地域をフィールドとして、人間の生活に必須の水と衛生(WASH)のあり方について、環境衛生工学のバックグラウンドに基づき健康リスク、物質循環、および地域の水と衛生の持続性の観点から研究しています。SDGsゴール6(水と衛生)の進捗監視を公式に担当するWHO/UNICEF「水と衛生に関する共同モニタリングプログラム(JMP)」の戦略諮問委員会にて東・東南アジアで唯一の委員を務めています。詳細や主な研究テーマについてはWebサイトをご覧ください。
参考:
1. プレスリリース:2021年8月3日
第一期事業ナロク県イララマタク地域の支援について
~ケニアの母子支援活動「Mother to Mother SHIONOGI Project」 診療所の県政府へ引き渡し完了~
2. プレスリリース:2022年3月16日
ケニアの母子支援活動「Mother to Mother SHIONOGI Project」 包括的な取り組みの成果を公表
~マサイ族の母子の健康改善に貢献~
3. プレスリリース:2020年4月1日
ケニア共和国キリフィ県における新たな母子保健支援事業の開始
- 医療アクセス改善に向けた「Mother to Mother SHIONOGI Project」第二期事業の開始について –
4. プレスリリース:2023年6月1日
「Mother to Mother SHIONOGI Project」第三期事業の開始について
ケニア共和国およびガーナ共和国における新たな母子支援活動
5. Diarrheal Diseases - Our World in Data
6. Diarrhea and associated factors among under five children in sub-Saharan Africa: Evidence from demographic and health surveys of 34 sub-Saharan countries
7. Mobile subscription penetration Tanzania 2000-2022 | Statista