アルムと塩野義製薬は、それぞれ感染症領域において培ってきた実績を基に、COVID-19を取り巻く課題の解決に向けて取り組んできました。アルムは、流行当初からICTを活用した感染症対策ソリューションを広く展開し、医療提供体制の強化に貢献するだけでなく、提携する医療機関とともにPCR検査やワクチン接種データを活用した感染症に関するエビデンスの創出も行ってきました。
塩野義製薬は、60年以上にわたる感染症領域での強みを活かし、下水疫学調査サービス※1の開始や予防ワクチンの開発、診断薬の販売、治療薬の提供など、幅広い医療ソリューションの提供を通じて、COVID-19をはじめとする感染症のトータルケアの実現に注力しています。
両社はこのたびの提携により、塩野義製薬が有する感染症対策のソリューションと、アルムが開発・提供する救命・健康サポートアプリ「MySOS」とを組み合わせたヘルスケアプラットフォームを構築し、医療機関や自治体等の協力の下で感染症対策の新たな社会モデルを実現できるよう連携して取り組みます。
具体的には、下記の取り組みを行います。なお、本取り組みは一部地域より開始し、有用性の確認をもって順次地域を拡大していく予定です。
- 1エビデンス創出:アルムが提携する医療法人社団 天太会および感染症専門医療機関において、薬とアプリの組み合わせによるトータルケアのエビデンス創出を行います。
- 2実証事業:自治体との連携により、MySOSを活用した受診前の事前問診・対面/オンラインのいずれにも対応可能な診療体制支援・診療後フォローアップのオンライン化を整備し、これらを通じた医療ひっ迫リスクの軽減効果、医療従事者や患者の双方へもたらすメリット、自治体からの評価等の検証を行う予定です。
アルムと塩野義製薬で描く新しい感染症トータルケア
ご参考:
※1 プレスリリース:2022年2月8日
塩野義製薬と島津製作所による合弁会社「株式会社 AdvanSentinel」の設立 ~下水モニタリングを始めとする公衆衛生上のリスク評価を通じた社会課題の解決へ~(https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2022/2/20220208.html)
■アルム社について
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、全ての人に公平な医療福祉を実現します。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として累計32カ国へのソリューション提供を行っています。
社名 株式会社アルム
本社 東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 渋谷マークシティ ウエスト16F
代表 坂野 哲平
設立 2001年4月18日
資本金 1億円
ホームページ https://www.allm.net/
[お問合せ先]
塩野義製薬ウェブサイト お問い合わせフォーム:
https://www.shionogi.com/jp/ja/quest.html#3.
株式会社アルム
メディカルDXソリューション部 ファーマDXグループ
Email:pdx@allm.inc
<取材に関するお問い合わせ先>
株式会社アルム 社長室 広報担当:工藤
Email:press@allm.jp