塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」または「当社」)は、当社ウェブサイトに掲載している統合報告書2020、ならびに2020年環境報告書が「第24回環境コミュニケーション大賞」の環境報告部門において「環境報告優秀賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。
環境省および一般財団法人 地球・人間環境フォーラムが主催する環境コミュニケーション大賞は、優れた環境報告を表彰することにより、事業者の環境経営および環境コミュニケーションへの取り組みを促進するとともに、環境情報開示の質の向上を図ることを目的とする表彰制度です。
環境報告優秀賞は、最も優れた報告書に対する環境報告大賞に次いで高い評価を受けた報告に贈られる賞です。SDGs、パリ協定等の国際的な動向、持続可能な社会の形成と気候変動への対応について積極的に経営戦略として取り組んでいるか、などの観点から評価されます。
今回の受賞において当社が高く評価頂いた主な点は以下の通りです。
- 新中期経営計画の策定を踏まえマテリアリティの見直しを行い、2030年や2050年を見据えた中長期目標を新たに策定している。
- HaaS1としてビジネスモデルのイノベーションにチャレンジしている。
- 気候変動対策に関して、「2050年度CO2排出量実質ゼロ」を掲げ、SBT2やTCFD3への取組にも着手している。
- AMR(薬剤耐性)の問題を重視して、自社グループのみならずサプライヤーも対象として環境への排出管理に関する監査を行っている。
塩野義製薬は、取り組むべきマテリアリティ(重要課題)として「環境への配慮」を特定し、「シオノギグループEHS4ポリシー」のもと全社的な管理体制を構築し、グループのみならず協働するサプライチェーン上のビジネスパートナーも含めて環境活動に取り組んでいます。持続可能な「社会への貢献と会社の成長」を実現し、当社を取り巻く全てのステークホルダーの皆さまから将来にわたって必要とされる企業であり続けるよう、引き続き取り組んでまいります。
以 上
[お問合せ先]
塩野義製薬株式会社 広報部
TEL:06-6209-7885
参考:
1. HaaS:Healthcare as a Service(医薬品の提供にとどまらず、顧客ニーズに応じた様々なヘルスケアサービスを提供すること)
2. SBT:Science Based Targets(科学的根拠に基づいた排出削減目標)
3. TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures(気候関連財務情報開示タスクフォース)
4. EHS:Environment, Health and Safety(環境ならびに安全衛生)
・統合報告書2020
・2020年環境報告書