避難所はどのようになっている?
避難所は密になりやすい空間なので、感染症対策が必要です
避難所は衛生状態が悪くなりやすく、密になりやすい空間です。
感染症が発生したり、まん延したりするのを防ぐために、さまざまな対策が
とられています。
ただし、必ずしも各避難所で対策が十分にとられているとは限りませんので、
これらの対策を知った上で、ご自身が感染症にかからないように気をつけま
しょう。
「健康な人」「発熱者等・濃厚接触者」「配慮が必要な方(高齢者・赤ちゃん・
妊産婦・基礎疾患や障がいのある方など)」それぞれの滞在スペースに分ける
ことが望ましいとされます。
- 内閣府
- 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営ポイント(第2版). p3, 4, 5.
- などを参考にして作成
健康な人の滞在スペース
- 健康な人の滞在スペースでは、家族ごとで1区画を使用しましょう。
-
飛沫感染防止とプライバシー確保のためのパーティションは、少なくとも
座位で口元より高いものが望ましいとされます。 -
飛沫感染を防ぐために食事は
食事 スペースではなく、可能であれば
それぞれの滞在スペース内 でとるようにしましょう。
- 内閣府
- 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営ポイント(第2版). p3, 4.
- などを参考にして作成
発熱者等・濃厚接触者専用ゾーン
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発熱や咳などのある人と濃厚接触者には、⼀般避難者とは
別の専用ゾーンが設けられることがあります。 - 発熱者等ゾーンと濃厚接触者ゾーンを分けてください。
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換気ができる部屋が必須条件であり、個人ごとの個室
にすることが望ましいのですが、難しい場合は、パーティ
ションなどを利用した個人ごとの専用スペースを確保してください。発熱者等・濃厚接触者専用ゾーンのレイアウト(例)
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可能であれば、専任スタッフ※に食事や物資を配布してもらいましょう。
受け取りは手渡しではなく、置き配をするなどしてもらいましょう。 - 決められた専用のトイレがあれば、そちらを使用しましょう。
※マスク、手袋、目の防護具などを適切に着用していることが望ましいとされます。
- 内閣府
- 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営ポイント(第2版). p5, 14, 22.
- などを参考にして作成
配慮が必要な方(高齢者・赤ちゃん・妊産婦
・基礎疾患や障がいのある方など)の専用ゾーン
- 高齢者や赤ちゃん、妊産婦、基礎疾患や障がいのある方などには、専用ゾーンか別室が設けられることがあります。
- 配慮が必要とされる方は、健康状態の変化に特に注意しましょう。
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授乳やおむつ交換のための専用スペースも設けられることがあります。
- 内閣府
- 新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所運営ポイント(第2版). p3, 4.
- 内閣府・男女共同参画局
- 災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~. p38.
- などを参考にして作成