塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長CEO:手代木 功)は、環境情報開示に取り組む国際的な非営利団体CDPより、「気候変動」および「水セキュリティ」の2つのコーポレートサステイナビリティ分野において、透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められ、2年連続で両分野の「Aリスト企業」に選定されたことをお知らせいたします。
これにより、CDPが2023年に「気候変動」および「水セキュリティ」の分野においてスコアリング対象とした世界の21,000社以上の企業の中で、両分野で最高評価「Aリスト企業」に選定された61社のうちの1社となりました。
SHIONOGIグループは、SHIONOGI Group Heritage(SHIONOGIの基本方針)ならびにSHIONOGIグループ行動憲章のもと、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として「環境への配慮」を特定しています。SHIONOGIグループEHSポリシーならびにSHIONOGIグループEHS行動規範に基づいて環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を設定し、気候変動、水資源を含む省資源・資源循環、AMR(Antimicrobial Resistance:薬剤耐性)対策などに取り組んでおります。今回の「Aリスト企業」への選定は、SHIONOGIグループが温室効果ガス排出量の削減、水資源の保護、洪水のリスク低減、そして抗菌薬の環境排出低減を目的とした排水の適正管理を高いレベルで継続して実施していることが高く評価されたものです。
【CDPについて】
CDPは、世界の投資家や企業などの要請に基づいて、企業や自治体に対し「気候変動」「水セキュリティ」「フォレスト」の分野における取り組みについて調査・評価を行っている非営利団体です。2000年に英国で設立され、数多くの投資家と協働して、資本市場と企業調達を介して、企業に環境情報開示、温室効果ガスの排出削減、水資源保護、森林保護の働きかけを他に先駆けて実施してきました。
2023年には、資産総額が136兆米ドル以上となる740社を超える機関投資家と協働して、CDPのプラットフォームを通じた環境情報(影響、リスクおよび機会)の開示を求めています。世界の時価総額の3分の2に相当する23,000社以上、1,100以上の自治体を含む、世界中の24,000以上の組織がCDPの質問書を通じて環境情報を開示しています。
CDPは、「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」に完全に準拠し、世界最大の環境データベースを保有しており、CDPのスコアは、ゼロカーボン、持続可能で強靭な経済に向けた投資や調達の意思決定を推進するために広く利用されています。また、「Science Based Targets initiative(SBTi)」、「We Mean Business連合」、「The Investor Agenda」、「Net Zero Asset Managers Initiative(NZAMI)」の創設メンバーです。
CDPの詳細については、こちらをご覧ください。
【SHIONOGI Group Heritage(SHIONOGIの基本方針)ならびにSHIONOGIグループ行動憲章について】
詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.shionogi.com/jp/ja/company/business.html
【EHS(Environment, Health and Safety:環境ならびに安全衛生)について】
SHIONOGIグループのEHS活動の詳細については、こちらをご覧ください。
・SHIONOGIグループEHSポリシーおよび SHIONOGIグループEHS行動規範
https://www.shionogi.com/jp/ja/company/policies/shionogi-group-ehs-policy.html
https://www.shionogi.com/jp/ja/company/policies/shionogi-group-ehs-code-of-conduct.html
・環境報告書
・ウェブサイト
環境:
https://www.shionogi.com/jp/ja/sustainability/environment.html
健康/安全衛生:
https://www.shionogi.com/jp/ja/sustainability/society/office.html