SHAPPs — 社内生成AIアプリ・ポータル
SHAPPs とは
SHIONOGIでは生成AIに関する様々なツールを活用しており、大別すると主に以下の3つに分かれます
・汎用ツール(例: Microsoft Copilot など)
汎用的に使える一方、具体的な業務フローに対応できない場合もあります。
・SHAPPs(中間の内製ミニアプリ群)
現場の具体的な業務に合わせて作り込みつつ、誰もがすぐ使える手軽さを保ちます。
・高度な専門ソリューション(例: メディカルライティング支援など)
特定領域に深く特化し、専門性の高い成果物を生み出しますが、開発コストがかかります。
汎用ツールでは物足りないが、専用ソリューションを立ち上げるほどではない。そんな「現場の実務の困りごと」に、素早く・的確に応えることを狙いとしています。
特長
1. 現場ニーズ起点で、早ければ数日で形にする開発スピード
SHAPPs のアプリは、いずれもビジネス現場からの相談や困りごとを起点に生まれています。開発にあたっては、コーディングAIエージェントも積極的に活用しており、「ニーズを聞いてから実際に使えるアプリとして公開するまで、早ければ数日」というスピードで開発サイクルを回しています。
2. 業務に寄り添う、幅広いラインナップ
会議・メール・翻訳・音声・OCRといった全社共通の業務支援から、規制文書検索、文献調査、臨床試験調査、添付文書検索、創薬標的探索、研究領域マッピングといった研究開発・薬事・品質保証の専門業務まで、部門横断で活用されています。各アプリは「どの部門の、どんな困りごとに、どう応えるか」を明確にして設計しています。
3. エージェント基盤による、より複雑な業務への対応
近年は、対話しながら複数のデータソースを横断的に調べ、根拠を示しながら回答する「AIエージェント」型のアプリにも取り組んでいます。定型的な入力フォームでは扱いきれない複雑な問いにも、対話形式で柔軟に応えられるよう、共通のエージェント基盤を整備・拡張しています。
4. 安心して使える基盤
SHAPPs は AWS 東京リージョン上で稼働し、生成AIには Amazon Bedrock(Claude 等)をはじめとするマネージドAIサービスを、用途に応じて組み合わせて活用しています。議事録やメールなど機微な情報を扱うアプリにも対応できるよう、情報保護は特に配慮した運用を行っています。
開発を支える2つの基盤
その他、社内の開発・活用を底上げする2つの基盤も運用しています
・セルフサービス型RAG基盤 — 各自が手元のファイルや文書を登録するだけで、自分専用の社内ナレッジ検索AI(RAG)を作り、社内に共有できる仕組み。
・安全な社内LLM API(SHIONOGI-Chat API) — 従業員がアプリを内製する際に安全に使えるLLMをAPIとして提供し、社内の内製開発を支える基盤。
ご紹介するアプリ(一例)
| アプリ | 主な対象 |
| 議事録作成支援 / メール返信支援 | 全社 |
| オープンガイドライン検索 | 薬事・品質保証・開発 |
| 画像文字起こし / 音声・動画文字起こし / 読み上げ / 文書翻訳 | 全社 |
| 文献調査AI | メディカル・安全性・研究 |
| 臨床試験検索・可視化 / 臨床試験調査エージェント | 臨床開発・メディカル |
| 出荷判定書リーダー | 品質保証・出荷管理 |
| SOP教育クイズ生成 | 品質保証・教育 |
| 創薬標的探索 | 創薬研究 |
| 医薬品添付文書検索 | 薬事・安全性・研究 |
| 研究領域マップ | 創薬研究 |
| 共著ネットワーク可視化 | 研究・メディカル・事業開発 |
| セルフサービス型RAG基盤 | 全社 |
| 安全な社内LLM API(SHIONOGI-Chat API) | 開発者・研究 |