SHIONOGIは、広く社会に信頼される企業として、経営の透明性向上を重要な責務の1つと考えています。この考えに基づき制定した「ディスクロージャーポリシー」において、すべてのステークホルダーの皆さまに、会社情報の公平かつ適時適正な開示を継続的に行うことを定めています。

株主・投資家の皆さまとの対話については、フェアディスクロージャーの精神に則って、公平かつ適時適正な情報の開示を行うとともに、SHIONOGIの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するよう、経営層およびIR担当部署が連携し積極的な取り組みを推進しています。

また、経営戦略、株式、IR、財務およびESG活動など、対話を補助する各部署の連携が密となる体制を整備し、担当役員が統括しています。

 

対話テーマとしては、財務情報を中心としたコミュニケーションはもちろんのこと、機関投資家との面談などの際には、価値創造ストーリーや非財務情報に基づく、長期的な価値創造に関する対話も行っております。

投資家の皆さまから頂いた「公平な視点での健全な批判」を含む貴重なご意見や要望は、速やかに経営層や現場に共有し、企業価値の向上につなげています。

 

コロナ禍におけるIR活動

SHIONOGIは、COVID-19によって、通常のIR活動が制限される中でも、様々な方策によって充実した投資家との対話に努めています。また、マテリアリティの1つに「感染症の脅威からの解放」を掲げる企業として、COVID-19への取り組みの開示を強化しています。

 

〇 海外投資家向けスモールミーティングを米国、アジア、 欧州それぞれのタイムゾーンでリモート開催

〇 証券会社のカンファレンスに積極的に参加

〇 株主総会の投影スライド・動画を、会場に来られない 株主のためにWEBで公開

[2018年度の主なIR活動]アナリスト・機関投資家向け決算説明会:計4回/アナリスト・機関投資家向け説明会:計13回(R&D説明会、Sage社に関する説明会、各種スモールミーティング:11回)/国内投資家との対話:延べ326社/海外投資家との対話:延べ168社/証券会社主催カンファレンス参加:計5回[2018年度の主なIRの成果]All-Japan Executive Team〈医薬品部門〉Most Honored Companies:1位、Best CEOs:1位、Best IR Professionals:2位、Best IR Programs:1位、Best ESG/SRI Metrics:2位、Best Corporate Governance:1位/IR向上企業選定(25周年特別表彰)/ディスクロージャー優良企業選定:医薬品部門1位/GPIFの運用機関が選ぶ「改善度の高い統合報告書」に選定