トップメッセージ

新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す

シオノギグループのルーツは、1878年に誕生した薬種問屋「塩野義三郎商店」です。

当時と比べると、医薬品を取り巻く環境も社会も飛躍的に発展しました。

シオノギも時代の移り変わりに合わせて、そのビジネスのかたちを変えながら、今日まで成長してきました。

しかしながら、この140年以上にわたり、変わらないものがあります。

それは、患者さまによりよい薬を、そして、医療関係者の皆さまに正しい情報を、誠実にお届けすることです。

何度か直面した経営が苦しいときにおいても「シオノギは、常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する」という基本方針を決して変えることはありませんでした。

貫いたこの基本方針は、シオノギの哲学(フィロソフィー)としてしっかりと従業員一人ひとりの心の中に根付き、シオノギグループの成長の推進力となっています。

世界人口の増加と高中所得国における少子高齢化の進行、過去10年とは異なる速度、規模で起こる気候変動等の環境変化と、それらに伴う疾病構造やヘルスケアに求められるニーズの変化、情報技術の進化とデータ活用によるイノベーション、人々の価値観の多様化等、シオノギを取り巻く環境は急速に大きく変化しています。このような中で我々が社会の要請に応え、持続的に成長していくためには、世の中の変化に対する予見力を高め、ビジネスにおけるリスクを低減し、強みを活かして新たな事業機会を創出していかねばなりません。

シオノギは2030年に成し遂げたいビジョンとして、「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」ことを掲げ、ビジョンを実現しさらなる成長を達成するための戦略として新中期経営計画「STS2030」をスタートさせました。創造力と専門性をベースとして築き上げてきた創薬型製薬企業としての強みをさらに進化させ、異なる強みを持つ他社・他産業から選ばれることで、ヘルスケア領域の新たなプラットフォームを構築する「協創の核」となるべく自らを変革していきます。

医療用医薬品を中心に提供する「創薬型製薬企業」から、ヘルスケアサービスを提供する「ヘルスケアプロバイダー」へ進化し、社会に対して新たな価値を提供し続けていくことで、患者さまや社会の抱える困り事をより包括的に解決したいと考えています。


人々が病気にならないための啓発や予防法、正しい治療法へと導くための診断技術、患者さまに希望をもたらす新薬をより多く創り、それらの情報を多くの方にお伝えし、お使いいただくことで、健康で豊かな社会の実現に貢献したい。
「最もよい“薬(ソリューション)”」を提供し続けることで、社会の課題を解決し、ともに成長していきたい。
そして、
シオノギの従業員一人ひとりが自身の仕事に誇りを持ち、その知識と技術を日々進化・融合させることで成長を実感し、充実した豊かな毎日を過ごせる会社であり続けたい。

 

ビジネス変革により新たな成長を目指す一方で、変わらない大きな夢である「常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する」ことに向かって、シオノギは挑み続けてまいります。

今後とも、一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役 手代木 功