医療アクセス
医療アクセスは、世界中の多くの人たちにとって重要な課題です。SHIONOGIは、医療アクセスの向上に向けて、「SHIONOGIグループ グローバルヘルスアクセスポリシー」を制定しました。自社のみならず様々なパートナーとの連携により低・中所得国を含む世界中の人々の健康に貢献することで、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現に貢献していきます。
SHIONOGIの約束
SHIONOGIは特に重視する重要課題(マテリアリティ)として「感染症の脅威からの解放」を掲げており、グローバル規模で脅威となっているAMR、三大感染症をはじめとする様々な感染症に対するソリューションをトータルケアの観点から創出するとともに、各国政府、国際機関等と連携しSHIONOGIの製品・サービスを必要とする人々へ提供できるよう取り組んでいきます。また、製品・サービスを手元に届けるだけでなく、疾患知識を正しく伝え、感染症治療薬の適正使用を推進することにより、新たな耐性菌・耐性ウイルスの発生を防ぎ、患者さまが現在のみならず未来も治療を受け続けられるよう活動に注力していきます。
感染症領域におけるグローバルヘルスへの貢献について、当社役員のコミットメントは以下のリンクよりご覧ください。
医療アクセス改善への取り組み
SHIONOGIの医療アクセスへの取り組みは社外からも評価されており、特にAMRに対する取り組みではAccess to Medicine Foundationが実施しているAntimicrobial Resistance Benchmarkの調査対象企業となっていて、主に以下の点について評価されています。
2018年調査
・抗菌薬の適正使用を推進している
・MRの感染症薬販売量と報酬を分離している
・抗菌薬の製造過程における環境リスク管理を実施している
2020年調査
・対象企業の中で感染症薬の研究・開発分野への年間投資額比率(年間投資額/売上高)が最も高い会社である
・製造過程における環境リスク管理をサプライヤーにまで拡大している
2021年調査
・AMR感染症治療薬セフィデロコルの低・中所得国へのアクセスに関する基本合意書の締結
・環境リスク管理に関する詳細を公開した企業としてManufacturingの項目でトップスコアを獲得