患者さまの健康をより良くするためには優れたヘルスケアシステムが必要不可欠です。

アフリカでの医療アクセス向上:Mother to Mother SHIONOGI Project

日本からアフリカへ、ママがつなげる元気のバトン Mother to Mother SHIONOGI Project

世界の人々の健康に奉仕するというシオノギの思いの1つとして、2015年から国際NGOワールド・ビジョンとともに、ケニア ナロク県オスプコ郡の妊産婦・新生児・乳幼児の死亡率低減を目指した取り組みを行っています。

ケニアでは、その広大な国土に対し診療所の数が非常に少なく、妊産婦が産前検診を受け、出産し、母子ともに健康に家庭に戻ってくるという、日本ではごく当たり前と思われていることが難しい状況になっています。妊産婦死亡率の高さや5歳未満で命を落とす子どもの数の多さ等の母子健康問題に対応するため、診療所の建設、遠隔地での巡回診療等の医療サービスの提供を行うとともに、医療従事者、村落保健員や住民への保健・栄養・衛生等の教育を通じて、医療アクセスの向上に取り組んでいます。

衛生教育の様子:水の浄化方法を学ぶお母さんたち
診療所で生まれた赤ちゃんとお母さん

診療所や産科棟の建設等の設備拡充を行うことにより、本プロジェクト始動前と比較して、妊婦の産前検診(4回以上)の受診者が40倍(開始前5件→3年次198件)、当診療所での分娩数が3.5倍(開始前6件→3年次21件)、5歳未満児の予防接種完遂児数が23倍(開始前13件→3年次305件)に増加するなど、現地の保健環境の改善が進んでいます。

活動開始から4年目に入り、施設分娩や診療所での医療サービス受診の重要性について、人々の意識・行動が変わり始めています。ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けて、今後も世界の母子保健支援を通じて、世界の人々の健康に貢献していきます。

  • Mother to Mother (shionogi project) について

    Mother to Mother SHIONOGI Projectのコンセプトや支援地域、報告書などを紹介しています

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Access Accelerateへの参画

シオノギは、2017年よりAccess Acceleratedに参画しています。

地域の保健サービスの強化を通じて母子の医療アクセス向上に寄与する活動であるMother to Mother SHIONOGI Projectは、Access Acceleratedのプログラムとして「Access Accelerated Year Two Report」に掲載されています。SDGsの目標3のターゲットに掲げられている「2030年までに、非感染症疾患(NCD)による早期死亡を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健および福祉を促進する」の達成に貢献するため、今後もAccess Acceleratedを通じた取り組みを進めていきます。

Access Accelerated:日米欧の製薬企業約20社以上、世界銀行、国際対がん連合(UICC)、および政府等が連携し、低・中低所得国における非感染性疾患(NCDs)の予防、治療、ケアを改善することを目的としたイニシアティブ