アフリカでの取り組み

Mother to Mother SHIONOGI Project

SHIONOGIは、SDGsの目標3に掲げられているUHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)の達成に向け、ケニアとガーナにおいて「Mother to Mother SHIONOGI Project」を進めています。

サブサハラ・アフリカ地域は、妊産婦、5歳未満児の死亡率が極めて高い地域です。本プロジェクトは、2015年より塩野義製薬、SHIONOGIグループの社員からの寄附をもとに、多様なパートナーとともに、企業、NGOなどそれぞれの強みを活かすコレクティブ・インパクトを通じた母子の健康改善に取り組んでいます。

Mother to Mother SHIONOGI Project
  • 複数の組織(企業や行政、NGO/NPOなど)が協力し、社会課題の解決に取り組むことで効果を最大化すること

1本目)プロジェクト紹介

2本目)ケニア キリフィ県 活動紹介

3本目)Mother to Mother グループの紹介

活動成果(プロジェクト通算)
医療サービスを受けたのべ人数。診療所、105,522人。巡回診療、21,728人。
持続的な活動に向けて。Mother to Mother グループ人数、XXX人。
期間:2015年10月~2023年11月
  • 各地域で母親同士のグループを結成し、母子保健・栄養などに関して教え合う機能(ピア教育)

臨床試験の加速と技術移転

SHIONOGIの医薬品を必要とする方々へのアクセスを改善し、グローバルヘルスへ貢献するためには、早期開発を実現する大規模臨床試験の基盤構築と必要量に耐えうる生産体制の確保が課題です。

 

こうした課題を解決するため、ベトナム保健省とCOVID-19を含む感染症対策に関する基本合意を2021年11月に締結しました。目下の課題であるCOVID-19対策においては開発中のワクチンおよび経口治療薬のベトナムでの臨床試験を促進するとともに、ベトナム政府へのワクチンの製造技術移管への協力などについて協議を進めています。

 

また、2021年12月には、COVID-19遺伝子組み換えワクチン(S-268019)についてグローバル第3相臨床試験をベトナムで開始しました。