先進各国の医療保険財政がひっ迫し、現在の社会保障の在り方が問われている中、また、AIやICTの活用によりこれまでできなかったことが一般化される世の中において、シオノギは、これまで通り薬だけを提供するビジネスモデルでは立ち行かなくなるのではないかと考えています。
そこで、強みである革新的な薬の提供により、患者さまの治療や生活の質の改善に貢献し続けていくとともに、私たちが持っている研究開発の知識、スキル、経験をもとに治療/予防ワクチンやアプリ等のデジタルメディスン、情報提供サービス等がもたらす可能性を模索し、未病、予防、診断を含めたヘルスケア全体で人々の困りごとは何かを突き詰め、貢献する会社を目指していきます。

デジタル治療製品候補 SDT-001(AKL-T01)

SDT-001は、米国Akili社より導入したADHDを対象としたデジタル治療製品候補です。シオノギは、日本および台湾における本製品候補の開発・販売権を獲得しました。Akili社が米国で実施した臨床試験で、AKL-T01は良好な治療効果を示しました。

シオノギは国内で販売中の「インチュニブ」、および2018年度に国内で承認された「ビバンセ」といった医薬品による治療に加え、SDT-001によるデジタル治療という新たな選択肢を提供することで、ADHDでお困りの患者さまのニーズに応えていきます。

SDT-001操作画面

患者さまごとに最適化された二重課題(SteeringおよびTapping)を行うことで、大脳皮質の刺激を行います。

Steering

障害物を回避

Tapping

特定の対象物に反応