2022/11/02

株式会社LIFESCAPESとの資本提携契約の締結について

 

 塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長CEO:手代木 功、以下「塩野義製薬」または「当社」)は、株式会社LIFESCAPES(本社:東京都港区、代表取締役:牛場 潤一、以下「LIFESCAPES社」)との間におきまして、資本提携契約(以下「本提携契約」)を締結しましたので、お知らせいたします。

 

  LIFESCAPES社は、ブレイン・マシーン・インターフェース(BMI)技術に強みを持ち、重症脳卒中患者の運動機能回復を目的とした医療機器を開発しています。脳卒中は、一命を取り留めた場合でも重度な運動障害を抱えることが多く、長期間の介護が必要となることもあります。現在、重度な運動障害には効果的な治療法が存在せず、アンメット・メディカル・ニーズが高い疾患と捉えられています。LIFESCAPES社は、BMI技術を活用したリハビリテーションを繰り返し行い、脳と麻痺部位をつなぐ神経回路の再構築を促すことによって、患者の意志で麻痺した手を再び動かせるようになることを目指しています

 

 本提携契約により、当社は約1億円の出資を行います。当社は、LIFESCAPES社の取り組みが脳卒中患者のリハビリテーションにおける課題解決に大きな貢献を果たし、より多くの重度麻痺の患者を救うことが出来ると考えており、LIFESCAPES社の事業成長に向けて、当社の中枢神経領域における創薬力やネットワークを駆使して支援を行ってまいります。

 

 塩野義製薬は、中期経営計画STS2030において、「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」ことを SHIONOGI Group Visionとして掲げ、社会に必要とされる「HaaS企業」へTransformしていくことを宣言しております。これまで培ってきた創薬型製薬企業としての強みを磨き続け、多様なパートナーと協創することで、くすりの提供にとどまらない未病から予後に至るヘルスケアサービスによるトータルケアを構築し、患者さまや社会の困りごとに対する包括的な解決に取り組んでまいります。

 

以 上

 

 

 

 

【LIFESCAPES社について】

 2018年5月に慶應義塾大学発の研究成果活用企業として設立されたスタートアップ企業です。脳の可塑性を引き出す技術を通じて「一生治らない」とされていた重度麻痺を改善できる世界に貢献することをミッションに掲げ、ブレイン・マシーン・インターフェースをコア技術とした革新的な医療機器の開発に取り組んでいます。

詳細は株式会社LIFESCAPESのホームページをご覧ください。

 

【ブレイン・マシーン・インターフェースについて】

 脳神経系の活動と機械装置の動作をリアルタイムに対応づけて、1つのシステムとして機能するようにした計算機構のこと。

 

 

【お問合せ先】

塩野義製薬ウェブサイト お問い合わせフォーム:

https://www.shionogi.com/jp/ja/quest.html#3.