2024/10/28

2025年3月期業績予想の修正に関するお知らせ

 最近の業績動向等を踏まえ、2024年5月13日に公表しました2025年3月期の連結業績予想を下記の通り修正しましたので、お知らせいたします。

 

1.       業績予想の修正について
2025年3月期通期連結業績予想の修正(2024年4月1日~2025年3月31日)     (百万円)

 

売上収益

営業利益

税引前利益

親会社の所有者に帰属する当期利益

基本的1株当たり当期

利益(円)*

前回発表予想(A)

455,000

160,000

200,000

163,000

191.66

今回修正予想(B)

460,000

165,000

206,000

171,000

201.03

増減額(B-A)

+5,000

+5,000

+6,000

+8,000

増減率(%)

+1.1

+3.1

+3.0

+4.9

(ご参考)前期実績(2024年3月期)

435,081

153,310

198,283

162,030

186.17

(ご参考)対前年増減率(%)

+5.7

+7.6

+3.9

+5.5

* 当社は、2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき3株の割合をもって株式分割を行いました。2024年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、基本的1株当たり当期利益を算定しています。

1.       業績予想修正の理由

当中間連結会計期間においては、売上収益および全ての利益項目で、業績予想を超過しました。海外事業は、セフィデロコルを中心に売上が堅調に推移しました。HIV事業では、ヴィーブ社に導出したHIVフランチャイズに関して、CabenuvaやApretude、ドウベイトを中心に売上が伸長することで堅調なロイヤリティー収入および受取配当金を受領しました。国内事業では、前年同期と比較したインフルエンザおよびCOVID-19の感染者数の大幅な減少に伴い、感染症薬の売上収益は予想を下回りましたが、インフルエンザ治療薬ゾフルーザおよびCOVID-19治療薬ゾコーバについては、それぞれの治療薬市場において計画通りのシェアを獲得し、そのシェアは増加し続けていることから、今後、流行が拡大した際には安定的に業績に貢献することが期待されます。また、第3四半期以降、感染症領域に次ぐ新たな収益基盤の確立に向け、流行に影響を受けにくい領域として、QOL疾患領域における販売活動を推進しており、ネクセラファーマジャパン株式会社と販売提携契約を締結した不眠症治療薬クービビック®錠(一般名:ダリドレキサント、以下、クービビック)1による業績への貢献が期待されます。

以上、海外事業およびHIV事業の好調な推移とクービビックによる業績貢献の見通しを反映し、予想を上方修正しています。

 

(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性がございます。

 

以 上

 

参考:

1.     プレスリリース:2024年10月1日
不眠症治療薬「クービビック®錠」に関するネクセラファーマジャパンとの販売提携契約締結について

 

 

[お問合せ先]

塩野義製薬ウェブサイト お問い合わせフォーム:

https://www.shionogi.com/jp/ja/quest.html#3.