環境省ガイドラインに準拠した環境会計を導入して、環境保全のためのコストとその活動によって得られた効果を認識するとともに、環境保全への取り組みを定量的に管理しています。2019年度は、主な投資としてエアコン、冷凍機、ボイラー等の更新による地球環境保全コストがあり、主な費用として、排ガス・排水の処理施設、ジクロロメタン吸着回収設備の維持管理費などの公害防止コスト、廃棄物の処理費などの資源循環コストなどがあります。

 実質的経済効果は、廃液、金属屑等の売却などによる収益に加え、生産設備、空調設備の見直しによる電気、ガスなどのエネルギーコストの費用削減です。

集計範囲

対象期間は2019年4月1日~2020年3月31日で、集計範囲はシオノギおよび国内グループ会社です。

環境保全コストは、その目的が環境保全に関わる比率を按分し計算しました。

環境保全対策に伴う経済効果は、確実な根拠に基づいて算出される効果(実質的効果)のみを計上しました。

環境保全コスト

account_fig

環境保全対策に伴う経済効果(実質的効果)

account_fig2