2025/09/25

塩野義製薬、ビル・ゲイツ氏との対談でグローバルヘルスにおける日本の貢献の意義を確認 -「Japan’s Role in Advancing Global Health Progress」をテーマに、 感染症との闘いと持続可能な医療モデルの未来を語る -

 塩野義製薬株式会社(以下「塩野義製薬」または「当社」)は、2025年8月19日に東京都内で開催されたゲイツ財団主催の国際イベント「Innovation in Action: Harnessing Japan’s R&D Potential for Global Health」において、当社代表取締役会長兼社長CEO 手代木 功とゲイツ財団 議長のビル・ゲイツ氏が登壇し、「Japan’s Role in Advancing Global Health Progress」をテーマに感染症との闘いと持続可能な医療モデルの未来について対談を行いましたので、お知らせいたします。
左から、田代 桂子氏(モデレーター、大和証券グループ本社 取締役 執行役副社長)、ビル・ゲイツ氏(ゲイツ財団 会長)、手代木社長 (写真提供:Gates Archive/Ben Beechey)

 本イベントには、政府関係者、学術界、日本の研究機関、産業界などから300名以上が参加しました。日本の科学技術力と官民連携の強みを活かし、低・中所得国(LMICs)を含むグローバルでの健康課題の解決に向けた可能性が議論されました。

対談の中で、当社代表取締役会長兼社長CEO 手代木 功は、次のように述べました。

「感染症との闘いは、塩野義製薬の信念であり使命です。感染症対策は国境を越えた課題であり、我々は日本の技術と知見を活かして、グローバルな連携を通じて持続可能な医療モデルの構築に貢献していきます。AI技術の活用やLMICsへの技術移転も含め、未来の医療を共に創る姿勢が求められています。」

 

 これに対し、ゲイツ財団 議長 ビル・ゲイツ氏は、次のように語りました。

「日本は相互尊重の文化と高い技術力を持ち、世界の医療モデルとなる可能性があります。また、AIは創薬と医療提供の両面で革新をもたらし、医療効率を40%向上させる力があります。日本の経験とAIを融合させることで、貧困国への貢献も可能になります。皆さんには、AIを積極的に活用し、自分の専門分野が世界にどう役立つかを考えてほしいと思います。」

(写真提供:Gates Archive/Ben Beechey)

 塩野義製薬は、取り組むべきマテリアリティ(重要課題)として「感染症の脅威からの解放」および「医療アクセスの向上」を特定し、感染症のトータルケアの実現に向けて、国内外のパートナーも含めた連携活動を推進しています。当社は引き続き、感染症のリーディングカンパニーとして、公衆衛生上の大きな課題であるAMRやCOVID-19など幅広い感染症への対策に継続して取り組んでまいります。

以 上

 

[お問合せ先] 塩野義製薬ウェブサイト お問い合わせフォーム:https://www.shionogi.com/jp/ja/quest.html#3.

 

参考
ビル・ゲイツ、日本のグローバルヘルス分野における重要な役割を強調 | ゲイツ財団のプレスリリース

【トップ対談】未来の医療を語る:ビル・ゲイツ氏と手代木功社長(塩野義製薬)が描くグローバルヘルスの可能性|塩野義製薬株式会社のストーリー|PR TIMES STORY