絶対に高品質の薬を
つくらなければならない!

 

摂津工場 製造第一
2012年入社 生物応用化学 専攻

先輩社員

Q1. あなたの現在の業務内容を教えてください

顆粒、錠剤、カプセル剤等の固形製剤の製造部門に所属しており、その中でも高薬理活性物質が含まれる固形製剤の製造を担当しています。高薬理活性物質とは少量で人体に強い薬効を与えるもののことです。近年、高薬理活性物質を含む医薬品が増えてきていることや、このような物質を安全に製造できる設備が求められていることから、医薬品製造はもちろん、治験薬製造も可能な高薬理活性固形製剤棟を構築しました。この棟の維持管理も私の業務となっています。

高薬理活性固形製剤棟の製造工程は秤量、混合、造粒加工、打錠、コーティングがあります。造粒と打錠は他の固形製剤棟で経験済みだったのですが、棟内の全工程の作業ができるようになるために、作業訓練にも励んでいます。

Q2. 職場の雰囲気は?

親切で優しい人が多いです。困った時やどうすればよいのか悩んだ時に相談すると、みなさん親身になって、解決策を考えてくれます。労務管理もしっかりしていて、時間外労働が過剰になることもありませんし、有給取得もしやすく、ワークライフバランスの取れる職場だと感じます。

Q3. ヤリガイは?

治験薬の製造実験に参加させてもらっており、製剤研究所や工業化技術部、治験薬製造部、エンジニアリング技術部等、たくさんの部門の方とやりとりをしています。お薬は色々な部門や色々な人の協力があって造られること、自分も誰かのためになるお薬を造る一員だということを改めて認識し、やりがいを感じています。また、自部門はもちろん、他部門の方から頼りにされることも増え、これまでの自分の経験が活かされていることを嬉しく思っています。

Q4. あなたが今後チャレンジしてみたいことは?

高薬理活性固形製剤棟は治験薬製造も医薬品製造も可能な棟なのですが、医薬品製造はまだ実施したことがありません。同じ設備を使用するとしても、治験薬製造と医薬品製造では使用する文書類やシステム等が異なるため、追加で色々な標準の設定が必要になります。医薬品製造のための標準を設定し、もちろん製造自体にも従事し、より多くの患者さんのために"必要な最もよい薬"が提供できるよう尽力したいです。

Q5. 就職活動されている方へのメッセージを!

学生時代より、これまでの人生より長く勤めることになるかもしれない会社を選ぶことは、とても大変なことですよね。自分の人生設計を考える良い機会だと思って、なんとなくで就職するのではなく、まずは「自分は何がしたいのか」を見つけて欲しいです。そのやりたいことがSHIONOGIで実現できることであったのであれば、SHIONOGIファミリーの一員として、一緒に働けることを心待ちにしております。