行動目標
SHIONOGIグループEHS行動目標(環境部分)(2020-2024/2030/2050)
生物多様性の保全をはじめとした地球の持続可能性に貢献するため、重要な環境課題である「AMR」「気候変動」「省資源・資源循環」「水」について、中長期目標を策定し、取り組んでいます。
また、これら以外の項目についても各事業所・グループ会社にて単年度の目標を策定し、活動を推進しています。
項目 |
中長期目標 |
2021年度目標 |
2021年度実績 |
達成 |
2022年度目標 |
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AMR |
【AMRの取り組みの推進】 ・金ケ崎工場の管理体制を維持する ・2030年にサプライチェーンも含めて適正管理する(監査のフォローアップ完了) |
【AMRの取り組みの推進】 金ケ崎工場の管理体制を維持する |
【AMRの取り組みの推進】 管理体制を維持できた |
〇 |
【AMRの取り組みの推進】 金ケ崎工場、徳島工場の管理体制を維持する |
・関連サプライヤーの100%について、初回監査を完了する |
関連サプライヤーの100%について、初回監査を完了する
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関連サプライヤーの86%について初回監査完了 (コロナ禍で監査が実施できず、計画を2022年度100%完了に変更したため)
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×
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関連サプライヤーの100%について初回監査を完了する |
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気候変動
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【温室効果ガス(CO2)の排出の削減】(2019年度基準)*1 ・Scope1+2を10%削減する ・Scope3 カテゴリー1を10%削減する ・2030年にScope1+2を46.2%、Scope3 カテゴリー1を20%削減する*1 ・2050年にゼロを目指す
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【温室効果ガス(CO2)の排出の削減】(2019年度基準) ・Scope1+2を5%削減する Scope3 カテゴリー1を5%削減する(2019年度基準) |
【温室効果ガス(CO2)の排出の削減】(2019年度基準) ・Scope1+2は2.4%増加 (COVID-19関連の研究開発および、治療薬の先行製造などの要因により、CO2排出量が増加したため) |
× |
【温室効果ガス(CO2)の排出の削減】(2019年度基準) Scope1+2を 2019年度排出量以下にする |
Scope3 カテゴリー1を6%削減(2019年度基準) |
〇 |
Scope3カテゴリー1を7%削減する |
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・エネルギー原単位を年平均1%向上する | エネルギー原単位を年平均1%向上する |
エネルギー原単位が年平均11%悪化 (COVID-19関連の研究開発および、治療薬の先行製造などの要因により、エネルギー使用量が増加したため) |
× |
エネルギー原単位を年平均1%向上する |
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・高効率設備の導入、設備の電化を推進する | 高効率設備の導入、設備の電化を推進する |
CMCイノベーションセンター、金ケ崎工場、徳島工場で、高効率設備を導入 |
〇 |
高効率設備の導入、設備の電化を推進する |
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省資源・ 資源循環 |
【廃棄物/プラスチック】 ・廃棄物発生量を25%削減する(2018年度基準) |
【廃棄物/プラスチック】 ・廃棄物量を2020年度実績以下にする |
【廃棄物/プラスチック】 ・廃棄物量:24%増加(2020年度基準) 35%増加(2018年度基準) (生産量・生産品目の変化により増加したため) |
× |
【廃棄物/プラスチック】 ・廃棄物量:2021年度実績(5,169t)以下にする <グローバル> ・廃棄物処分量を4,793t以下にする(2021年度実績以下) ・有害廃棄物処分量を1,434t以下にする(2021年度実績以下) |
・廃棄物再資源化率を80%とする |
・廃棄物再資源化率を80%とする |
・廃棄物再資源化率:89% |
〇 |
・廃棄物再資源化率を80%以上とする |
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・廃プラスチック再資源化率を30%とする ・2030年に廃プラスチック再資源化率を65%とする |
・廃プラスチック再資源化率を20%とする |
・廃プラスチック再資源化率:28% |
〇 |
・廃プラスチック再資源化率を30%とする |
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・製品へのプラスチック利用抑制の取り組みを推進する |
・製品へのプラスチック利用抑制の取り組みを推進する |
シオノギファーマにてPTPシートへのバイオマスプラスチックの採用および薄層化の検討を実施 |
〇 |
・製品へのプラスチック利用抑制の取り組みを推進する |
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水 |
【水リスクの軽減】 ・研究所・工場などの主要事業所の水リスクの精緻な評価を100%実施する |
【水リスクの軽減】 ・国内主要事業所の水リスク評価について、WRI AqueductおよびWWF Water Risk Filter、社内評価を実施する |
【水リスクの軽減】 ・国内主要事業所の水リスク評価について、WRI AqueductおよびWWF Water Risk Filter、社内評価を実施 |
〇 |
【水リスクの軽減】 ・国内主要事業所の水リスク評価について、WRI AqueductおよびWWF Water Risk Filter、社内評価を実施する |
【水資源投入量の抑制】 ・水資源投入量を1,340千m3以下とする (2018年度実績程度に抑える) |
【水資源投入量の抑制】 ・水資源投入量を1,570千m3以下とする |
【水資源投入量の抑制】 ・水資源投入量:1,366千m3 |
〇 |
【水資源投入量の抑制】 ・水資源投入量を1,366千m3以下とする (生産量の増加が予測されるため) <グローバル> 水資源投入量を1,517千m3以下とする(2021年度実績以下) |
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【化学物質の適正管理】 前年度抽出された課題への対応のため中期目標はなし |
【化学物質の適正管理】 化学物質の取扱の再点検(リスクアセスメント、法令対応状況) 貯蔵(一時滞留と廃棄前も含む)、移動、使用 |
【化学物質の適正管理】 実施できなかった事業所あり (未実施事業所:伊丹工場、UMNファーマ秋田工場、UMNファーマ横浜研究所) |
△ |
【化学物質の適正管理】 化学物質の取扱の再点検(リスクアセスメント、法令対応状況) 貯蔵(一時滞留と廃棄前も含む)、移動、使用 |
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【PCBおよびフロンガスの適正管理】 ・PCB廃棄物を再調査し適正処分を完了する(2022年度) |
【PCBおよびフロンガスの適正管理】 ・現状把握しているPCB含有機器を100%処分する |
【PCBおよびフロンガスの適正管理】 高濃度PCB廃棄物の処理を100%完了(杭瀬、摂津、油日) |
〇 |
【PCBおよびフロンガスの適正管理】 ・現状把握しているPCB含有機器を100%処分する |
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・フロンガス:使用機器の適正管理およびノンフロン、低GWP*2機器の導入を推進する | ・フロンガス:使用機器の適正管理およびノンフロン、低GWP機器の導入を推進する | ・今年度のノンフロン・低GWP機器の導入はなかったが、フロンガス使用機器は適正に管理できた |
〇 |
・フロンガス:使用機器の適正管理およびノンフロン、低GWP機器の導入推進 |
下線部は2030年、2050年度の長期目標です。
*1 2021年6月、SBT認定取得により2024年度目標 および 2030年度目標を科学的根拠に基づいた目標に修正
*2 地球温暖化係数(Global Warming Potential)