旅の感染症ナビ

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監修:川崎医科大学 小児科学 教授 中野 貴司 先生

いつでも

安心・安全に旅行を楽しむために、私たちが日常生活で行っている感染症対策を旅行中もいつもと変わらずに実施したい
ものです。


監修のことば

2020年のダイヤモンド・プリンセス号における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団感染は、楽しいはずのクルーズ旅行が一転し、私たちは未知のウイルスの恐ろしさを目の当たりにしました。これまでも人類は感染症とともに生きてきましたが、今回のパンデミック以降、私たちは新たな日常への転換を迫られています。


混雑する乗り物や人でにぎわう観光地、アウトドアでの虫刺されやけがなど、旅には思わぬ感染リスクが潜んでいることを知っておきましょう。国や各公共交通機関、旅行関連業界などによる指針や手引きなどが出され、さまざまな場面における感染症対策が推進されていますが、まずは旅行者自身が感染症に関する知識を身につけ、対策をとることが重要です。
安心安全に旅行を楽しむために、万が一に備えて、旅行前にできることを含めて知っておきましょう。


手洗いやソーシャルディスタンスの確保などは感染症対策の基本ですが、ワクチンで防ぐことができる感染症もあります。状況に応じて、接種することも検討しましょう。


せっかくの旅行がつらい思い出になってしまわないように、旅の計画を立てる際に知っておきたい「感染症対策のポイント」を確認してみてください。感染症からあなたや同行する方の身を守り、また、旅先でまわりの方たちに広めたりすることなく、旅行を楽しみましょう。

川崎医科大学 小児科学 教授 中野 貴司 先生

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