SHIONOGIの人事制度について

人事制度のコンセプトは「やりがい」と「チャレンジ」です。
誰もが一人ひとりの特性を活かしてやりがいをもってチャレンジできる環境の実現を目指し、
従業員自らが未来に向かって成長していく機会やそれらを支える
「働きやすい」職場環境の整備に取り組んでいます。

成長を支える人材の確保
SHIONOGI Group Visionの実現に向け、従業員が目指すべき人材像である「SHIONOGI Way:他者を惹きつける強みを持ち、貪欲に知識とスキルを高めつつ、積極的に挑戦しやり遂げる人」を体現する人材の育成に継続的に取り組むとともに、その能力を最大限発揮できる環境の充実を図っています。
人的資本マネジメントの考え方
「人材力(個々の力)」、「DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)」、「エンゲージメント」を掛け合わせることで、新たなケイパビリティの獲得・社内融合を進め、成長シナリオを遂行していきます。

入社者向けプログラム
入社者(新卒採用・キャリア採用)に向けて、医薬品業界全般に関わる知識や、会社のポリシーおよび制度などを学ぶ入社時研修を実施しています。別途、職種ごとの研修プログラムや育成体制もあり、新規入社者の早期活躍を支援しています。
キャリア支援プログラム
スキル研修
自己投資支援制度
自ら成長・変革を目指す従業員を支援する制度として、年間25万円を上限に従業員個人の学びを支援しています。従業員が自ら描く自身の成長を、会社として積極的に後押しします。
マネジャープログラム
評価制度・報酬制度
SHIONOGIの人事制度は職務等級制度を軸とした人事制度です。年齢や性別等の属性にかかわらず、職務や成果に応じて処遇するため、SHIONOGIが求める等級定義に基づき評価する総合評価と、一人ひとりの貢献度を相対的に評価する貢献度評価の2軸で評価制度を設定しています。
STS2030 Revision(経営戦略)の強化ポイントの1つに人材の強化を挙げていますが、SHIONOGI Group Vision達成の確度を高め、HaaS企業への変革を強く推し進めるためには、経営戦略にマッチした強靭な人材ポートフォリオを構築する必要があります。その実現のため、従業員の「チャレンジ」と「やりがい」をコンセプトに設計した人事制度に改定し、高い目標に向かって果敢にリスクをとり、積極的に挑戦する人を高く評価する仕組みを導入しています。
報酬制度は、労働市場をもとに各職務における適切な給与水準を設計し、働きに見合った報酬となるようにしています。賞与は業績に連動した仕組みとし、各人のチャレンジが会社の成長につながった際には従業員にも還元される制度としています。
・SHIONOGIが求める人材像に沿って自らを成長させ、経営戦略達成に必要な難易度の高い目標に果敢に「チャレンジ」する人材を適正に評価します。従業員が「成長意欲」と「やりがい」を感じるメリハリのある処遇を行うことで、組織と人材の成長のベクトルを一致させることを目的とした制度としています。
・労働市場において価値のある高い専門性を有した人材を獲得できるよう、競争力のある報酬制度を構築しています。年齢に関係なく、大きく貢献したと評価された場合、それに見合った報酬で報います。
・職務等級定義を定め、職種ごとに求める行動例を従業員に提示し浸透を図っています。また、従業員の能力・スキルを理解し、適正に評価し、育成をサポートするマネジャーの能力向上を進めています。従業員一人ひとりの成長意欲を醸成し、組織が求める人材と個人の伸ばすべきスキルの統合を図ることで組織力を向上し、強靭な人材ポートフォリオの構築へとつなげていきます。
・貢献度評価では、組織目標や全社戦略の達成に結び付けた個人の目標達成を支援することで、全社戦略の実現、個人のパフォーマンス向上を目指します。総合評価では、従業員が等級定義に求められる行動が実践できているか確認し、本人へのフィードバックやコーチングを通じて成長を支援し、SHIONOGI Wayを体現できる人材の育成を目指しています。

数字で見るSHIONOGI





- ※1-1 出向受入者を除く
- ※2-2 その年度に子供が生まれた社員のうち育休取得者の割合
- ※2-3 目標:50%(2025年度)