開発から市販後まで一貫して”育薬”に

係わることができるのがこの仕事の魅力です。

 

2015年入社

先輩社員

Q1. 業務内容は?

インフルエンザ感染症薬とCOVID-19感染症薬の安全対策業務を担当しています。

開発段階では、非臨床での毒性所見や臨床試験で得られたデータを見ながら、化合物の安全性プロファイルを見極めていきます。気になる事象があれば、臨床試験での検査項目を追加してもらう等の対応が必要になる場合もあります。市販後では開発段階とは比べ物にならないくらい多くの患者さんが薬を服用されるので、その分多くの情報が集まってきます。いかに効率よく、必要な情報を適切に評価できるかがポイントとなります。新たな副作用が見つかった場合は、添付文書等で注意喚起を実施します。日本以外の国でも開発や市販がされている場合は、海外メンバーとも定期的に会議を開き、世界中の安全性情報を一緒に評価・議論しています。

Q2. 職場の雰囲気は?

とても風通しのよい職場だと思います。それぞれが自分の担当品目にしっかりと責任を持ってやっていますが、困ったことやわからないことがあれば気軽に相談したり、事例を共有し合ったりして、助け合いながら業務を行っています。

私自身は在宅勤務を活用することも多いですが、在宅勤務時も気軽にチャットを送り合ったり、通話をしたり、チームメンバーと密にコミュニケーションを取っています。

若手ベテラン関係なく活躍していますし、「こんな仕事がしてみたい!」という思いもしっかり受け止めてもらえる職場だと思います。

Q3. ヤリガイは?

自分が安全性を評価・検討した結果が添付文書という形になって世の中に出ていく時はとてもやりがいを感じます。また、自分が立案した市販後調査の結果を学会発表や論文投稿という形で多くの先生方や患者様に役立てていただけるのも非常にやりがいのあることだと思います。

加えて、日本がGlobal Headquartersなので、日本だけでなく世界における安全対策を主導できる点も面白いと思います。

Q4. 今後チャレンジしていきたいこと、将来の夢は?

日本だけで開発したり販売したりする薬は今後ほぼないと思いますので、グローバル対応を究めていきたいなと思っています。これまで、海外提携会社とのやり取りはあったのですが、今後は日米欧での安全対策を自分がリードしていく機会が増えそうですので、海外のメンバーからも頼りにされるよう経験を積んでいきたいと思います。

また、社外出向も経験させていただきましたので、社内だけでなく各国の規制当局等、社外との交渉もできるようになりたいなと思います。

Q5. 就職活動されている方へのメッセージを!

こんなに沢山の業界や職種を見る機会は就職活動の時しかないと思いますので、ぜひ楽しんでほしいなと思います。

自分をよく見せようと思うと緊張しますが、自分のことを知ってもらいたいという意識でやるといいかもしれません。自分に合う会社がきっと見つかると思います!