人権尊重の取り組み
シオノギは、世界中の人々の健康の維持増進と快適な生活の実現に貢献する企業として、より良いヘルスケアの未来を創り出し、患者さまや医師をはじめとする医療関係者の皆さま、株主や投資家の皆さま、ならびに社会全体の課題解決に貢献いたします。
近年は、ビジネスのグローバル化に伴うサプライチェーンの拡大により、人権課題の深刻化とその対応への要求が高まってきています。シオノギは、新中期経営計画(STS2030)でより一層グローバルに事業を展開していく姿勢を明確にしており、企業が当然果たすべき責務としてのみならず、経営戦略の実現にあたっても人権の尊重が重要であると認識し、取り組みを進めています。
人権リスクの防止・低減を進めるため、人権に関する外部専門家※1の協力を得ながら、グローバルな人権課題を特定し、人権デューディリジェンス体制の構築に向けた取り組みを進めていきます。
※1 経済人コー円卓会議日本委員会(ビジネスを通じて社会をより自由かつ公正で透明なものとすることを目的としたビジネスリーダーのグローバルネットワーク)
人権方針
人権デューディリジェンス
有識者ダイアログ
調達先
医療関係者の皆さま、患者さまとご家族の皆さま
救済
人権方針
人権デューディリジェンス


インドのセルロース農家とのダイアログ

有識者ダイアログ
ダイアログの様子

従業員
ワークショップ
2020年度には、シオノギグループの役員・従業員向けにワークショップを開催しました。外部有識者(経済人コー円卓会議日本委員会)協力のもと、「ビジネスと人権」に関する最新動向や国内外の人権に対する取り組みの実例について学び、自部門において発生する可能性のある人権リスクについて役員・従業員が自ら考え、整理しました。
整理したマップは、2021年度以降の人権デューディリジェンスに活かされています。

ビジネスと人権に関する教育研修
2021年度には、e-learningにて従業員へ人権教育研修を実施し、下記について学習していただきました。
【研修の項目】
・人権とは?
・なぜ「ビジネスと人権」?
・サプライチェーン上の人権侵害事例
・人権関連法整備の状況
・日本の人権課題
・シオノギグループ人権ポリシー
・シオノギの人権リスクアセスメント
・自身の業務と人権
