風しん

風しんに対する免疫が不十分な妊娠初期の妊婦が風しんウイルスに感染すると、胎児に感染して先天性風しん症候群を発症し、低出生体重児、白内障、先天性心疾患、聴力障害、小頭症、精神発達遅滞などを引き起こします。

症状

赤い発疹が顔や首などにあらわれて全身へと拡大しますが、約3日間で消え色素が残ることはありません。
発熱やリンパ節の腫れを伴うことが多く、悪寒、倦怠感、眼球結膜充血などを伴うこともあります。
感染しても無症状なこと(不顕性〔ふけんせい〕感染)が30%程度あります。

病原体

風しんウイルス

潜伏期

16~18日

検 査

抗体検査を行うことで、免疫の有無を調べることができます。

治 療

風しんに対する有効な治療法はありません。

感染経路

主な感染経路は飛沫感染ですが、接触感染することもあります。

免 疫

風しん含有ワクチンを2回接種することによる抗体の獲得率は99%とされており、風しん含有ワクチンは免疫原性および安全性の面から優れたものと考えられています。
なお、妊娠中に風しん含有ワクチンを接種することはできません。

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