水痘(水ぼうそう)

感染力が強く、免疫のない人はほぼ100%が感染します。
主に子どもがかかる病気ですが、水痘ワクチンが定期の予防接種となったため、乳幼児の患者数は減少しています。
成人がかかると重症化するリスクが高いといわれています。

症状

成人では発疹出現前に1~2日の発熱と全身倦怠感を伴うことがありますが、子どもでは通常発疹が初発症状で顔や頭部にあらわれ、やがて全身へと拡大します。
赤い斑点状でもり上がったブツブツから始まり、水ぶくれとなり、最後はかさぶたになります。
一般的に軽症で、発疹のほかには、倦怠感、かゆみ、38度前後の発熱が2~3日間続く程度であることが大半です。
成人でより重症になり、合併症(皮膚の細菌感染、脱水、肺炎、脳炎など)の頻度も高くなります。

病原体

水痘・帯状疱疹ウイルス

潜伏期

14~16日

治 療

基礎疾患がない小児が感染した場合には、特に治療を行わなくても自然経過で治癒します。
重症化する可能性がある場合には、治療薬として、抗ウイルス薬が投与されます。
発症後、早期に治療を開始することで、臨床症状が早期に改善することが期待されます。

感染経路

主な感染経路は、気道から排出されたウイルスによる飛沫感染または空気感染です。
帯状疱疹の患者に接触して水痘にかかることもあります。

免 疫

水痘ワクチンの接種が極めて有効な予防手段となります。
なお、妊娠中に水痘ワクチンを接種することはできません。

・厚生労働省:保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版

・国立感染症研究所:水痘と

などを参考にして作成

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