高齢者感染症ナビ

監修:聖路加国際大学
大学院看護学研究科 教授

山田 雅子 先生

かかりやすい感染症は?
介助者ができる予防対策は?
感染症にかからないようにするには?
注 意

症状の原因が、感染症ではない可能性も十分あります。
自己判断せずに、医療機関を受診しましょう。
また、高齢者は目立った症状がでにくいことがあり、見た目には軽症にみえても深刻な状態に進行している場合もあります。
「普段の反応と違う」「笑顔がみられない」「なんだか元気がない」などの日常のなかの変化を見逃さず、早く気づくことが大切です。

感染症との付き合い方

聖路加国際大学
大学院看護学研究科 教授

山田 雅子

人の歴史は感染症と共にあります。かつて結核が国民病といわれていた1940年ごろまでは、人口10万人に対して230人ほどの日本人が結核で命を落としました。今は治療薬もワクチンも開発されていますが、最近は10万人の人口に対して2人足らず(年間2,000人ほど)が結核で亡くなっています。



新型コロナウイルス感染症では、約1年でおよそ8,000人の日本人が亡くなりました。治療薬が開発され、ワクチンが行き渡ることを願いますが、そうだとしても誰も死ななくなるということではないのだと結核の例から知ることができます。



病原体と共にうまく暮らしていくために何をするのかを一緒に考えましょう。病原体が体の中に入り増殖すると症状がでます。病原体を全くなくすことは不可能ですから、それがあっても自分の体内に取り込まない工夫や、取り込んだとしても自分の免疫で退治できるだけの体を作りましょう。



この高齢者感染症ナビは、そのために必要な情報がまとまっています。
ご活用ください。