クルーズ旅行

クルーズ

安心して楽しみたい!
クルーズ旅行

大勢が同じ船内で長時間をともに過ごすクルーズ旅行
では、どんな対策ができるでしょうか。

 POINT

ひとたび感染症が発生すると広がりやすく、すぐに十分な治療が受けられないといった
心配もあります。

旅行前:ワクチン接種を検討しましょう

シーズンや寄港地の感染症の流行状況に応じて、ワクチンで予防できる病気のワクチン接種を検討しましょう。

旅行中:基本的な感染症対策の徹底を

マスク
屋外では、身体的距離(2m以上)が確保できる場合や、距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、
マスクを着用する必要はありません。
屋内では、身体的距離(2m以上)を確保できたとしても、会話を行う場合はマスクの着用が推奨されています。
換気
自室内の十分な換気(1時間に2回かつ1回5分以上など)を徹底します。
体調管理
定期的に(原則1日1回以上)体温測定するなどの体調管理を徹底します。

もっと詳しく

体調に何らかの異常があった場合

  • 体調に何らかの異常があった場合には、定められた方法により速やかに診断を受けます。
  • 診断時に船内電話を活用するなどの対応をとります。
  • 診断を受けるまでの間、船内イベントへの参加および船内施設の利用を控え、自室内で待機するよう徹底します。

船内で感染者が発生したら・・・

部屋の行き来や会話を控えましょう
同室者など以外の乗客の客室との往来を禁止することを徹底します。

大勢が集う場所に行くのを控えましょう
接触感染や飛沫感染のリスクが高まる、立食パーティやダンスパーティといった船内イベント、劇場など多くの人が集まる場所に行くのを控えましょう。

クルーズ旅行で発生したCOVID-19感染事例
ダイヤモンド・プリンセス号におけるCOVID-19の集団発生―横浜市、2020年2月

乗客2,666名、乗員1,045名を乗せたクルーズ船で、新型コロナウイルス感染症の集団発生が起こりました。
712名の感染者が確認され、少なくとも14名が死亡しました。


濃厚接触者は、陽性者との最終接触日から14日間、船内隔離されました。


また、環境調査の結果、患者の周囲ではトイレ周辺、机、電話機、TVリモコンなどから新型コロナウイルスの遺伝子が多く検出されました。

クルーズ旅行で発生したインフルエンザ感染事例
シドニー発のクルーズ船で発生した、インフルエンザの集団発生―オーストラリア、2000年9月

乗客1,100名以上、乗組員400名を乗せたクルーズ船で、A型およびB型インフルエンザの集団発生が起こりました。
インフルエンザの発生状況を調べるために乗客1,119名を対象にアンケート調査を行ったところ、回答が得られた乗客836名のうち、310名(37%)にインフルエンザ様の症状がみられました。そのうちの40名は入院し、2名が死亡しました。


亡くなった61歳の男性はインフルエンザワクチンを接種しておらず、76歳の男性の接種歴は不明でした。
シドニーでは、ちょうどインフルエンザ流行のピークでした。

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