シオノギはイノベーションの創出がダイバーシティ&インクルージョンと関連していることを重要視しています。

トップメッセージ

企業が持続性のある経営を行い、社会に対する責任を果たし続けるためには、イノベーションの継続的な創出が不可欠です。シオノギはイノベーションの創出がダイバーシティ&インクルージョンと関連していることを重要視しています。互いが切磋琢磨しながら多様な価値観を尊重し融合することで、さまざまなイノベーションが生まれ、患者さまや社会に対して一層の貢献を果たすことが可能となり、それがシオノギの持続性にもつながります。

そのために、シオノギでは多様な人材の育成に注力しています。具体的には、社長である私が自ら講師役となり幹部層を育成する社長塾、本部長が講師役を務めて幹部層候補を育てる経営塾を設けています。さらに若手リーダーを多様な切り口から切磋琢磨させる場を提供し、将来の幹部層候補を育成するなど、さまざまなサクセッションプランを実施しています。このように次世代のリーダーを育てるためのさまざまな取り組みにより、人材の多様性と経営の持続性を担保しています。
また、女性の活躍に関しても積極的に推進しており、女性マネジャー比率も増加傾向にあります。ジェンダー(社会的な性区別)の枠を越えた多様な価値観の共有と融合がイノベーションを生み出す新たな原動力になっていくことに期待しています。
このようなさまざまな取り組みが外部からも評価され、2015年度には経済産業省が選ぶ「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選出されました。また、本社を置く大阪市からは、「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の認証を受けています。
老若男女や人種などを越えたダイバーシティを有するシオノギとして、今後一層、その融合を図り、継続的なイノベーション創出につなげ、持続性ある経営を推進し社会に対する責任を果たしていきたいと考えています。

ダイバーシティビジョン

2018年に、各組織でおこなわれていたダイバーシティ&インクルージョン推進についての取り組みを「ダイバーシティ協議会」として統括し、シオノギグループ全体でダイバーシティ&インクルージョン推進に取り組む体制が整いました。また、全社員が同じ目線でダイバーシティ&インクルージョン推進に取り組めるよう、ビジョンを制定いたしました。
[ダイバーシティビジョン(2018年12月制定)]自分を知り、人を知り、一人ひとりの個性を知ろう。多彩な個性を原動力に、創意あふれるシオノギへ・・・私たちは、一人ひとりに個性があり、違いがあることを知り、偏りのない理解につとめます。多彩な個性をつなぎ、響かせ合い、豊かな心と発想を育みます。その心と発想を原動力に、新しい価値を生み出し、未来に向けて社会とともに成長します。

ワークライフバランスの実現

シオノギではワークライフバランスの実現を目指し、積極的に裁量労働制やフレックスタイム制度を導入し、従業員の働きやすい環境整備に取り組んでいます。女性従業員の育児休業取得率・復職率は、ほぼ100%であり、男性の育児休業取得率も現在20%を超えています。また、結婚や育児といったライフイベントに応じた勤務地選択制度の営業職での導入や、ボランティア活動休職、骨髄ドナー休暇、および学び支援休職制度の導入など、従業員の多様な生き方を推奨する制度を設けています。

そのほかにも2005年より継続して次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を策定しています。年次有給休暇取得向上・育児休業の一部有給化・休業中の自己啓発支援等に取り組み、マネジャー研修の実施や、休業前面談、復職前面談制度の導入を実現しました。結果として、2013年、2015年、2018年と3期にわたり「子育てサポート企業」として厚生労働大臣からくるみんマークの認定を受けています。

女性の活躍推進

シオノギでは一人ひとりが強みを活かし、仕事の中で自分らしさを発揮することを大切に考え、性別にかかわらず活躍できる環境を整備してきました。
これまでの取り組みの結果として、女性マネジャー比率が着実に上昇し、現在、国内グループで10%になりました。また、平均勤続年数に男女間の差が無くなる(男性17.1年、女性17.8年)など、女性が活躍することが当たり前の会社になってきています。

シオノギは女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(2019年4月1日〜2021年3月31日)の中で、2020年度末までに、幹部職(マネジャー)に占める女性の比率を10%以上にすることを目標に掲げ、①ダイバーシティに関するセミナー等の啓発活動を全社的に実施、②経営層を対象とした女性のキャリア形成に関するセミナーの実施、③裁量労働制やフレックスタイム制および在宅勤務制度の導入、④育児休業中の希望者に対して、必要な情報提供を行うなどの適切な復帰支援策について検討し、さらなる女性の活躍推進に取り組んでいます。

障がい者が働きやすい職場づくり

シオノギは、以下の方針で積極的に障がい者雇用に取り組んでいます。

  • 企業の社会的責任を果たす
  • 健常者と障がい者が、ともに生き生きと働ける職場を広げ、ダイバーシティ、ノーマライゼーションを推進する

この方針のもと、積極的に障がい者雇用に取り組んでおり、2014年より障がいのある方が能力を発揮できる働きやすい職場環境の整備に取り組み、2018年4月にはさらなる雇用推進に向けて、シオノギスマイルハート株式会社(2018年7月 特例子会社認定)を設立しました。また、2020年3月には障がい者インクルージョン推進の国際イニシアティブThe Valuable 500への賛同表明を行いました。

シオノギスマイルハート株式会社の設立について

シオノギスマイルハート株式会社(※2018年7月 特例子会社認定)では、知的障がい者の雇用と育成・定着を使命とし、障がい特性に対する合理的配慮を基に“ゆっくり成長・焦らない運営”を継続しつつも、企業として自立したプランをもち、職務品質とサービスの向上に努め、コストセーブに注力した効率の良い事業運営を心がけ、シオノギグループのCSR推進の一翼を担う企業として日々活動してまいります。

シオノギスマイルハート株式会社の業務・取り組み

1. 知的障がい者の職務能力に対応しルーチン化された、職務・職場環境づくり

・マニュアル化され標準化された事業所清掃業務の実施

・専用設備による集合化のメリットを生かしたユニフォームのクリーニング業務の実施

 

2. 知的障がい者が職務習得に集中できる、研修体制と教育訓練環境づくり

・専任管理者による能力・特性・理解レベルに合わせた教育・職務設計・伴走型支援

・研修用訓練環境の整備

 

3. 知的障がい者に応じた独自制度の適用による安定した雇用体制づくり

・知的障がい者の継続的な就労に適した独自の就業規定

・適切な評価・フィードバックによるモチベーションの維持と人材育成

ダイバーシティに関する表彰

新・ダイバーシティ経営企業100選

シオノギでは、多様な人材が自分の強みを活かし、個人の成長とともに組織の成長に結び付けることを目的としたキャリア支援の取り組み、医薬事業本部における女性活躍の取り組み等を行ってきました。上記のような取り組みが評価され、「2015年度 新・ダイバーシティ経営企業100選」に選出されました。

大阪市女性活躍リーディングカンパニー

女性にとって働きやすい職場環境の整備に積極的に取り組む企業として、2015年度に大阪市女性活躍リーディングカンパニーの認証を取得しました。

くるみんマーク

「子育てサポート企業」として厚生労働大臣より2013年、2015年、2018年と3期にわたりくるみんマークの認定を受けています。

えるぼし(3段階目)の取得、男女いきいきプラス事業者の認定

シオノギの国内グループ会社の1つであるシオノギテクノアドバンスリサーチは、従業員の約半数を女性が占めており、妊娠・出産・育児・介護のイベントを乗り越えながら、生き生きと活躍できる職場環境の実現に取り組んでいます。その活動として2016年度のモラールサーベイ等の分析をきっかけに「女性活躍推進WT」を立ち上げ、従業員主体の活動を実施してきました。2017年12月には、女性活躍推進法に基づく、最上位の「えるぼし(3段階目)」認定を取得し、2018年5月には、大阪府から男女いきいきプラス事業者の認定を受けました。