SHIONOGIグループでは、地域社会の発展につながる活動に積極的に取り組んでいます。

次世代の育成

SHIONOGIグループでは、次世代を担う子どもたちの育成につながる様々な支援に取り組んでいます。

● 工場見学
シオノギファーマ金ケ崎工場・摂津工場・徳島工場では、県内の高校・大学等からの工場見学を受け入れています。
金ケ崎工場、UMNファーマ秋田工場では、高校等へ社員が出向いての出前授業も実施しています。

    2021年度 2022年度
工場見学 回数(回) 11 15
延べ参加生徒・学生(人) 134 265
延べ参加従業員(人) 42 73
出前授業 回数(回) 3 4
延べ参加従業員(人) 5 8

● 研究所見学

医薬研究センター(豊中市)では、高校・大学・大学院生の「1dayインターンシップ」「総合的な探究学習」や「卓越大学院プログラム」等において、事業所見学受け入れの実績があります。

 

    2022年度
研究所見学 回数(回) 4
延べ参加生徒・学生(人) 47
延べ参加従業員(人) 25

参加した学生さんの声

・多くのことを学び、自分達が安心して医薬品を使用できることにもっと感謝したいと強く思った

・研究環境に対する理解が深まった

・企業で働くことについてイメージが変わった

研究所見学

● 職場体験実習

シオノギスマイルハートでは、就労支援機関・特別支援学校を対象とした職場体験実習を行っています。

 

  2022年度
回数 (回) 5
延べ参加者(人) 7
延べ参加従業員(人) 20

● ソフトボール教室
スポーツを通じた次世代の育成支援として、女子ソフトボール部では小中学生、高校生を対象としたソフトボール教室を実施しています。

  2021年度 2022年度
回数(回) 3 5
延べ参加者(人) 255 373
延べ参加従業員(人) 27 34

● 中学生の企業訪問学習
将来を担う次世代へ、感染症を取り巻く社会課題について考える機会を

中学生の皆さんが、感染症に対して正しい知識を身に付け、日々、安心・安全に社会生活を送ることに貢献することを目指しています。また、キャリア教育の側面から医薬品の研究開発に携わるSHIONOGIの魅力を伝えると同時に、感染症を取り巻く社会課題やその課題に対するSHIONOGIの取り組みを伝えることで、社会の中で自分たちにできることは何かについて考えるきっかけになればと考えています。普段の生活の中で自ら考え、小さなことでも一人ひとりが進んで行動に移すことが、自分を守るだけでなく、周りの大切な人を守ることや社会全体の課題解決に繋がるということを伝えていきます。

 

 

● 全国高校生まちづくりサミット2021 in 尼崎(海と日本2021)への協力
全国各地で地域活動に取り組む高校生によるサミットの開催にあたって、シオノギキャリア開発センター株式会社が会場を提供するとともに、講師として講演を実施しました(2021年8月)。

● おくすり教室
2021年12月に、大阪市のキッズスクールGloridgeの冬休みイベント「おくすり教室」がCMCイノベーションセンターで開催されました。

Gloridgeでは、V:DRIVE(公益財団法人 大阪産業局が運営するベンチャー企業での派遣研修プログラム)でSHIONOGI社員が研修中であることから、今回のイベント実施が企画されました。

イベントには3歳~6歳のお子さん12名にご参加いただき、CMC研究本部員による講義(風邪・手洗い・薬について)や体験実験(錠剤・カプセル剤作り、分析体験など)を通じて、科学や薬に対する好奇心を深めるきっかけとしていただきました。

地球環境の保全

油日植物園を通じた活動

油日植物園では、全国各地の植物園と連携して、環境省発行のレッドリストに該当する絶滅危惧種(約60種)を含めた希少種の保全に取り組んでいます。また、次世代を担う子どもたちの教育支援として、近隣の小学校内に薬草園を設置し、そこで栽培した植物を利用した体験授業を行っています。神戸薬科大学や京都薬科大学の植物園の先生方を講師としてお招きして実施しています。

植物園見学は、油日植物園が所在する滋賀県在住のシニアの方の学びの機会としてもご活用いただいています。

    2021年度 2022年度
植物園見学 回数(回) 4 13
延べ参加者(人) 84 153
延べ参加従業員(人) 13 64
出前授業 回数(回) 4 4
延べ参加従業員(人) 12 20
油日植物園を通じた活動
● 滋賀県知事より感謝状を頂きました

2022年6月5日に滋賀県甲賀市で開催された「第72回全国植樹祭しが2022」に、油日植物園が植樹祭に合わせて開花させた約120株のササユリを出品展示したことについて、滋賀県より感謝状が贈呈されました。
ササユリは開花期間が1週間程度と短いため、決まった日程にタイミング良く開花させることは難しいのですが、植物園を管理している油日アグロリサーチ(株)からの資材・設備の提供で、開花調整しながら栽培し、式典当日は綺麗に開花したササユリの展示に成功しました。
滋賀県知事より感謝状を頂きました

昆布の森再生プロジェクト

シオノギヘルスケアは、2021年7月に北海道函館市にて、絶滅の危機にある天然ガゴメ昆布の保護と養殖ガゴメ昆布の利用向上の仕組みを構築することを目的とした「昆布の森再生プロジェクト」を函館市との産官連携で開始しました。「フコイダン」という成分を多く含むガゴメ昆布の天然物は海水温の上昇などの影響で産地消滅の危機にあります。天然から養殖に切り替えることで、天然ガゴメ昆布の保護を通じて、ガゴメ昆布の生産量を回復させたいと考えています。

事業所周辺の清掃活動

医薬研究センター、シオノギスマイルハート、シオノギファーマ金ケ崎工場・徳島工場・伊丹工場、UMNファーマ秋田工場において、事業所周辺の清掃を実施しています。シオノギファーマ金ケ崎工場においては冬季に除雪作業も実施しています。
この活動は、一人暮らしの高齢者が元気に過ごされているか確認するための見守りの役目も果たしています。
  2021年度 2022年度
回数(回) 20 74
延べ参加従業員(人) 350 686
工場周辺の清掃活動
工場周囲の清掃活動

その他の取り組み

● フードバンクへの寄贈

社内に備蓄している非常食をフードバンクを通じて、福祉施設・支援機関等で有効利用していただくことにより、「食」がつなぐ地域の居場所づくりとフードロス削減に貢献します。従業員からの提案により開始した活動です。今後も引き続き、持続可能な社会の実現を目指し、社会課題の発見と解決に向けて取り組んでまいります。

非常食寄贈の実績
寄贈品発送の様子

● キープ・ママ・スマイリングへの寄贈

2021年度にシオノギヘルスケアより、小児病棟で入院中のお子さんに付き添うご家族への支援を行っている非営利活動法人「キープ・ママ・スマイリング」へ、感染対策として「イソジンクリアうがい薬」を、健康食品支援として「健腸計画トトノエール」を寄贈しました。寄贈した製品はお弁当と共にお届けする「ミールdeスマイリング」や「付き添い生活応援パック」として付き添いご家族の元へ届けられました。

 

付き添いご家族からの声

•うがい薬は部屋が乾燥しているのでケアできてよかった。

•今ならではのうがい薬があり助かった。

•生活が変わってしまって腸の調子が良くないのでトトノエールはすぐに試してみたいです。

•お腹の調子が良くなかったのでシオノギヘルスケアのビフィズス菌が特にありがたかったです。

キープ・ママ・スマイリングへの寄贈
● 自動販売機の売り上げの一部を寄付
2021年度から本社および近郊オフィスに設置してあるアサヒ飲料株式会社の自動販売機※1の売り上げの一部を、「全国食支援活動協力会」※2へ寄付しています。
  1. ※1
    売上金に応じて設置先が取得する売上手数料の一部を希望する寄付先へ自動で寄付できる仕組み
  2. ※2
    「全国食支援活動協力会」は「ミールズ・オン・ホイールズ ロジシステム(通称MOWLS)」という名称で、こども食堂等の居場所づくり活動を通した食の分配体制整備に取り組んでいます

● 工場見学の受け入れ
UMNファーマ秋田工場では、医薬事業本部 第一営業部 秋田営業所と協働し、秋田県医師会・秋田市医師会の医師を対象とした工場見学の受け入れを実施しています。

  2021年度
回数(回) 4
延べ参加医師(人) 12
延べ参加従業員(人) 8

● 献血活動
SHIONOGIグループでは例年、事業所における献血活動を実施しています。

  2021年度 2022年度
参加事業所数(回) 6 5
延べ回数(回) 9 7
延べ参加従業員(人) 248 157

● リサイクルを通じた社会貢献活動
シオノギファーマ伊丹工場では、ペットボトルキャップのリサイクルを通じた発展途上国へのワクチン提供、ドリンク缶プルタブのリサイクルを通じた車いす寄贈に取り組んでいます。

● Shionogi Inc.における取り組み
・治療期間に家族と一緒に滞在できる簡易宿泊施設を運営するBurn foundation of Americaへ寄付しました

・Verizon社主催の5キロマラソンへの参加による寄付により、地元の虐待を受けた女性の保護施設を支援しました

・アリゾナ州フェニックス市周辺の病院で勤務されている方々へ、食料飲料、文具などを各自がメッセージを添えてプレゼントしました

Food drinks, stationery, etc. were presented to people working at hospitals around Phoenix, Arizona, with a message..